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» 2008年08月06日 07時30分 UPDATE

世界半導体売上高、2008年上半期は5.4%増

米国の経済低迷を新興国の経済成長がカバー、世界半導体売上高はエネルギーコスト高騰にもかかわらず、伸びを示している。

[ITmedia]

 米半導体工業会(SIA)は8月4日、2008年上半期の世界半導体売上高が1275億ドルに達したと発表した。前年同期の1210億ドルから5.4%増となった。

 6月の売上高は216億ドルで、前年同月比では8%増、前月比では0.5%増。第2四半期売上高は647億ドルで、第1四半期から3%の伸び。現時点では、半導体需要をけん引するエレクトロニクス製品の需要に、燃料費の高騰はほとんど影響を及ぼしていないとSIAはみる。

 「半導体需要の40%を占めるPCと20%を占める携帯電話が、2けた成長を示している。JPMorganはこのほど、ノートPC売り上げの急増により、PCの販売台数予測を13%増と上方修正。2008年の携帯端末の販売台数は10〜12%増の見通しだ」とSIAのジョージ・スカリス会長。

 特に新興国市場が世界の半導体売り上げの推進力となっており、同市場における今年のPC販売台数は19%増の1億5300万台になる見込みで、世界PC販売台数の50%を占めるようになるという。また同市場の携帯電話販売台数も、前年比61%増と大幅に増え、世界全体(13億台)の66%を占める見込みだ。中国、インド、東欧、中南米の中産階級人口の急増が米国経済の低迷を相殺し、今後数年間はこれら市場の家電製品需要は成長を続けるとの見通しをスカリス会長は示している。

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