『ハウルの動く城』以来4年ぶりとなる、宮崎駿監督の新作『崖の上のポニョ』が7月19日に公開される。これまで日本で公開されてきた邦画の興行成績1位は『千と千尋の神隠し』で304億円、次いで『ハウルの動く城』196億円、『もののけ姫』194億円と、宮崎作品が上位を独占しているが、『崖の上のポニョ』を観に行きたいと思っている人はどれほどいるのだろうか。
『崖の上のポニョ』を映画館で観たいという人は46.2%にも達していることが、ネットエイジアの調べで分かった。誰と一緒に観たいか、と聞いたところ「家族」が49.1%で最も多く、次いで「同性の友だち」(31.0%)、逆に最も少なかったのは「恋人になりたい人」(9.3%)だった。
女性と男性では一緒に観に行きたい相手が異なっていて、「恋人になりたい人」と観たいのは女性3.1%に対し、男性は5倍超の17.4%。「世の男性は、恋人になりたい相手に(作品のテーマでもある)家族愛を強く求めているのかもしれない」(ネットエイジア)という。
携帯電話を使った調査で、15〜59歳の携帯ユーザー1000人(男女500人ずつ)が回答した。調査期間は7月15日から7月16日まで。
『崖の上のポニョ』を観たいという回答者(462人)は、どのポイントに注目しているのだろうか。観たいと思ったポイントは「監督」が最も多く63.2%、以下「キャラクター」(45.7%)、「製作会社」(30.7%)、「主題歌、音楽」(27.3%)、「話題性」(27.1%)と続いた。
現在上映中の映画で「まったく映画館に行かない」という164人を除く836人に、「映画館で観たまたはこれから観たいと思う映画」を聞いたところ、『ザ・マジックアワー』が1位で38.3%、次いで『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(37.7%)、『花より男子ファイナル』(36.1%)だった。
「映画館に行く」という人に「映画に関連する情報入手のために事前に行うこと」を聞いたところ、「家族や友だちからの口コミ情報を得る」(33.4%)が最も多く、「PCで映画の公式Webサイトを見る」(31.8%)、「PCで各種ランキングや評価をポータルサイトまたは情報サイトで見る」(22.4%)、「映画館の公式Webサイトを見る」(20.6%)。口コミ情報がトップとなったが、これ以外はネットで情報を入手することが多いようだ。
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