睡眠にどんな不満がありますか?

» 2008年07月10日 13時01分 公開
[Business Media 誠]

 仕事上のプレッシャーやストレスなどが原因で、「なかなか寝付けない」と睡眠不足を感じている人は多いはず。睡眠に不満を感じている人は、どんなことに悩んでいるのだろうか。調査会社バルクの調べによると、「疲れが取れない」(49.7%)、「眠りが浅い」(42.3%)、「熟睡感がない」(40.4%)、「昼間も眠い」(38.3%)といった意見が多かった。

 快眠方法や寝やすい体勢などを聞いたところ、「枕の高さを少し低くする。ベッドの上にさらに敷布団を敷き、体が少し落ち込むようにする」(男性50代)、「寝る前にはPCやテレビなどをあまり見ないようにしている」(男性20代)、「固い座布団とバスタオルを使った枕を使っている。寝返りが楽にできる高さに調整している」(男性30代)、「そば殻で枕の厚さを調節し、真ん中をへこませると快適」(女性40代)などの声があった。

 寝具では「低反発枕」「U字枕」にこだわっている人が多かったほか、寝やすい体勢では「うつぶせに寝る」「右を向いて寝る」といった意見が目立った。

睡眠にどんな不満がありますか?

寝る前にどんなことをしていますか?

 普段寝る前にどんなことをしている人が多いのだろうか。「テレビを見る」が最も多く50.8%、以下「お風呂に入る」(35.5%)、「本を読む」(31.7%)、「音楽を聴く」(19.6%)、「お酒を飲む」(17.1%)と続いた。また「特になにもしない」は11.9%、寝る前に何かをしている人が多いようだ。

 寝るときの習慣を聞いたところ、「明かりをつけて寝る」(毎晩+ときどき)と回答した人は19.7%、「テレビをつけて寝る」(同)は18.4%、「音楽をかけて寝る」(同)は16.3%。部屋の明かりやテレビをつけながら寝る、といった人が2割ほどいるようだが、今後は環境のことを考えて、「明かりを消してから寝よう」といった人が増えるかもしれない。

 インターネットを使った調査で、994人(20代243人、30代250人、40代250人、50代251人)が回答した。調査期間は5月22日から5月26日まで。

明かりをつけて寝る人は約2割

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