7月9日、石油情報センターはガソリンの店頭価格(7月7日時点)を公表した。全国平均のレギュラーガソリン小売価格(1リットル当たり、税込)は181.5円と、前週に比べて9.5円上昇した。都道府県別で最高は長崎県で188.4円、最低は沖縄県で174.9円。「原油価格上昇を受けて、石油元売り各社が卸売価格を7.3円〜10円値上げしたのが主因」(同センター)という。
180円を超えたのは今回が初めて。これは同センターの記録に残る1987年以降の最高値で、昨年から調査開始以来の最高値を更新し続けている。新興国の需要増などを受けて原油価格が急騰する中、レギュラーガソリン価格も1999年5月の90円を底として上昇トレンドに入っており、2004年頃からはその速度をさらに増している。
1リットル当たりのレギュラーガソリン価格の推移(各年12月時点の価格、2008年は7月7日時点)
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新興国の需要増などを背景に、値上がりを続けるガソリン価格。負担増加の度合いによってはクルマを手放すという人が46%。その過半数は300円が基準になると考えていることが分かった。GMOリサーチ調べ。
- 地球環境を守るため、生活レベルをいつ頃まで戻せますか?
環境のために短縮したい仕事時間は何だろうか? 「残業」「PC使用時間」「冷暖房時間」「照明の点灯時間」の回答が多く、いずれも1時間くらいであれば短縮したいと前向きのようだ。シチズンホールディングス調べ。
- バレル=200ドルになれば、家計は年7万5000円の負担増
5月22日、米国産WTI原油の先物価格が1バレル=135円台という高値を付けた。ガソリン価格が1リットル=170円台突入ともいわれているが、原油価格の高騰は家計にとって、どれほどの負担を及ぼしているのだろうか? 第一生命経済研究所調べ。
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