調査リポート
» 2008年07月08日 08時00分 UPDATE

「カーボンオフセットって何?」――新しい環境対策は認知度不足

環境意識が高まっている昨今だが、「エコポイント」「カーボンオフセット」「カーボン・フットプリント」といった新しい環境対策の認知度はまだ低いことが分かった。C-NEWS調べ。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 クールビズやエコバッグなど身近な生活のなかで環境保護に貢献できる試みが普及しつつあるが、近年「エコポイント」「カーボンオフセット」「カーボン・フットプリント」(※)といった新しい環境対策も登場している。

※エコポイント……環境対策に貢献している商品・サービスを購入したり、特定のエコ活動などをしたりするとポイントがもらえ、ほかの商品・サービスや電子マネーと交換できる制度。
※カーボンオフセット……企業がある商品・サービスを提供する上で排出したCO2を、植林や自然発電で相殺する制度。消費者に相殺費用を負担してもらう場合が多い。
※カーボン・フットプリント……企業が商品・サービスを提供する際に排出するCO2の総量を表示する制度。

 C-NEWSの調査によると、各取り組みの認知度は「エコポイント」が19%、「カーボンオフセット」は10%、「カーボン・フットプリント」は3%。いずれも低い認知度にとどまっていることが分かった。

ah_ninti.jpg 各環境対策の認知度

 これらの取り組みを知らない人にも内容を紹介した上で、全員に利用意向を尋ねたところ、「購入したい」と「やや購入したい」を合わせた比率がもっとも高かったのは「エコポイント」で68%。「ポイントとして自分の温暖化対策が評価されるのはうれしい」「ポイントなら目に見えるのでわかりやすく、楽しんで続けられる」といった声が寄せられた。一方で、「カーボン・フットプリント」は39%、「カーボンオフセット」は35%と半数以下にとどまった。

ah_riyo.jpg 各環境対策の利用意向

 「カーボンオフセット」に取り組んでいる商品やサービスのうち、通常より価格が高くても購入したいと思うものを尋ねたところ、「生活家電」が39%で1位だった。以下、「AV機器、パソコンなどのデジタル製品」(38%)、「自動車、バイク」(37%)が続く。ただ、ほとんどの項目が30〜40%の枠内で、特にどの商品で利用したいといったこだわりはそれほど強くないようだ。

 調査対象は20歳以上のインターネットユーザー1000人(男女各500人)。調査期間は6月13日から15日。

ah_kaden.jpg 通常より価格が高くても購入してもいい商品・サービス

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