クールビズやエコバッグなど身近な生活のなかで環境保護に貢献できる試みが普及しつつあるが、近年「エコポイント」「カーボンオフセット」「カーボン・フットプリント」(※)といった新しい環境対策も登場している。
C-NEWSの調査によると、各取り組みの認知度は「エコポイント」が19%、「カーボンオフセット」は10%、「カーボン・フットプリント」は3%。いずれも低い認知度にとどまっていることが分かった。
これらの取り組みを知らない人にも内容を紹介した上で、全員に利用意向を尋ねたところ、「購入したい」と「やや購入したい」を合わせた比率がもっとも高かったのは「エコポイント」で68%。「ポイントとして自分の温暖化対策が評価されるのはうれしい」「ポイントなら目に見えるのでわかりやすく、楽しんで続けられる」といった声が寄せられた。一方で、「カーボン・フットプリント」は39%、「カーボンオフセット」は35%と半数以下にとどまった。
「カーボンオフセット」に取り組んでいる商品やサービスのうち、通常より価格が高くても購入したいと思うものを尋ねたところ、「生活家電」が39%で1位だった。以下、「AV機器、パソコンなどのデジタル製品」(38%)、「自動車、バイク」(37%)が続く。ただ、ほとんどの項目が30~40%の枠内で、特にどの商品で利用したいといったこだわりはそれほど強くないようだ。
調査対象は20歳以上のインターネットユーザー1000人(男女各500人)。調査期間は6月13日から15日。
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