WTI原油先物価格(※)が140ドル超と空前の水準まで上昇するなか、ガソリン価格も高騰。石油情報センター(参照リンク)によると、3年前は1リットルあたり120円台だったレギュラーガソリン価格(全国)も、6月30日時点で同172円まで上昇している。
GMOリサーチの調査によると、「ガソリン価格が高騰したらクルマを手放しますか」との質問に「手放す」と答えた人は46%と半数近くを占めた。ガソリン価格が家計に与えるダメージは大きいようだ。
「手放す」と答えた人に、「手放す決め手となるガソリン価格」を尋ねたところ、「200円」が12%、「250円」が18%、「300円」が28%、「400円」が7%、「500円」が24%、501円以上が11%だった。「300円」以上になると半数以上が手放すことになる。
また、ガソリンだけではなく、小麦粉やバターなどの価格も上昇している。価格高騰の対策には、「バターの代わりにマーガリンを使う」「小麦粉が高いので、パンを作る時に豆腐を混ぜる」「なるべくプライベートブランドの製品を買う」などの回答があった。
インターネットによる調査で、対象は2万3544人。実施期間は6月19日から23日。
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