調査リポート
» 2008年06月30日 17時55分 UPDATE

電車やバスで不快に感じる行為は?

マクロミルの調査によると、電車やバスの車内で携帯電話をマナーモードに切り替える人は96.0%にも達したが、優先座席付近で電源を切る人は38.8%。携帯電話の電源を切らない人の理由として「忘れてしまう」「面倒」といった意見が多かった。

[Business Media 誠]

 「電車内での携帯電話の使用は他のお客様の迷惑になりますので」――電車に乗ると必ずといっていいほど耳にするアナウンスだが、どれだけの人がマナーを守れているのだろうか。電車やバス(月1回以上利用する人)の車内で「携帯電話をマナーモードにし、通話しない」という人は96.0%に達していることが、マクロミルの調べで分かった。ほとんどの人は携帯電話をマナーモードにしているようだが、「優先座席付近では電源を切る」というルールに関しては、守っている人が38.8%と約4割にとどまった。

 「優先座席付近で携帯電話の電源を切らない」という人に、その理由を聞いたところ「ついつい忘れてしまうから」が44.9%で最も多く、「面倒だから」(33.2%)、「通話・メールなどの連絡があるから」(22.3%)と続いた。男女別で見ると、男性は女性に比べて「面倒だから」の回答が、女性は男性に比べ「ついつい忘れてしまうから」という意見が多かった。

 インターネットによる調査で、1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に住む15〜59歳の男女520人(男女260人ずつ)が回答した。調査期間は6月9日から6月11日まで。

yd_train.jpg 「優先座席付近では携帯電話を切る」を守らない理由(出典:マクロミル)

ヘッドフォンからの音漏れに不快感

 電車またはバスに乗っているとき、何をしている人が多いのだろうか。最も多かったのは「寝る」で50.8%、次いで「考え事をする」(49.9%)、「携帯電話でメールをする」(47.1%)、「本を読む」(44.9%)だった。年代別で見ると、10代では「寝る」「音楽を聴く」がそれぞれ68.0%でトップ、20代でも「音楽を聴く」(57.4%)がトップだったが、30代と50代は「本を読む」(30代52.7%、50代47.1%)、40代は「考え事をする」(48.9%)が多かった。

 電車やバスの中で他人の行為を不快に感じる頻度を尋ねたところ、「毎日のように感じる」が16.3%、「週に2〜3回くらい」が20.0%、「週に1回くらい」が22.0%、合計で「週に1回以上」他人の行為を不快だと感じる人は58.3%に達した。どんな行為を不快に感じるかと聞いたところ、「ヘッドフォンからの音漏れ」(22.5%)や「携帯電話での通話」(22.2%)、「降りる人や乗る人がいるのに、ドア付近から動かない」(19.4%)といった回答が多かった。

 ヘッドフォンからの音漏れや携帯電話での通話など、交通機関で不快に感じる行為に接した場合、どのような行動をとる人が多いのだろうか。最も多かったのは「特に何もしない」(35.0%)で、その理由を聞いたところ「関わるとトラブルになる危険性がある」といった意見が目立ち、不快に感じても我慢している人が多いようだ。次いで「表情や態度で不快感を表す」で31.0%、「別の席や車両に移動する」(18.5%)、「にらんだり、舌打ちをする」(8.1%)、「言いやすそうな人であれば注意をする」(3.5%)と続いた。

yd_train1.jpg 交通機関で不快に感じる行為に接した場合の行動(出典:マクロミル)

 電車やバスの中で不快に感じたエピソードとして、「携帯電話の通話でも小さい声で応対しているのは好感すら覚えるが、大声でしゃべってるのを見ると極めて不愉快」(男性・34歳)、「たまにビールを飲みながら電車に乗ってくる人がいるが、普通電車の中でお酒を飲むのは止めてほしい」(女性28歳)といった声があった。また乗車マナーに関しては「客が注意するより、運転手などの立場の人が注意した方が効果がある。『従わないと乗車拒否されるのではないか』と思われることも必要」(男性・27歳)、「犯罪と冤罪防止のため車内にカメラを設置して録画すべき」(男性・40歳)、「においが出るようなものは止めるべき。『ご協力お願いします』ではなく『禁止事項だ』というような放送が必要」(女性・34歳)といった意見があった。

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