2007年の企業評判ランキング、1位はGoogle

» 2008年06月24日 11時43分 公開
[ITmedia]

 2007年に米国で最も評判の良かった企業はGoogle――米調査会社Harris Interactiveは6月23日、このような調査結果を発表した。

 同社のReputation Quotient(RQ:評判指数)調査では、まずオンラインと電話による調査で特に認知度の高い60社をピックアップし、その後この60社について、製品や社会的責任、労働環境、業績などの項目を評価するオンライン調査を行った。

 調査の結果、1位を獲得したのはGoogleだった。前回の4位から順位を上げ、1位だったMicrosoftを追い抜いた。2位はJohnson & Johnson、3位はIntelで前回の16位から大幅に順位を上げた。4位はGeneral Mills、5位はKraft Foods、Microsoftは10位に転落した。

 Googleは業績、ビジョンとリーダーシップ、社会的責任、労働環境の分野で評価が高かった。「良い評判を得るのに必要なのは、利益だけではないことは明らかだ。企業が消費者からの信頼を築くには、社会的責任や従業員の待遇に注力する必要がある」とHarrisは述べている。

2007年のRQランキング
順位 社名 RQ(2007) RQ(2006)
1 Google 81.85 79.81
2 Johnson & Johnson 81.28 80.44
3 Intel 80.38 76.36
4 General Mills 80.30 79.38
5 Kraft Foods 80.29 NA
6 Berkshire Hathaway 79.93 74.68
7 3M 79.88 80.09
8 Coca-Cola 79.08 79.52
9 本田技研工業 78.92 77.26
10 Microsoft 78.80 80.74
11 Procter & Gamble 78.69 77.99
12 FedEx 78.04 76.69
13 United Parcel Service (UPS) 78.00 79.07
14 Whole Foods Market 77.60 77.58
15 トヨタ自動車 77.57 78.14
16 ソニー 77.50 78.58
17 Hewlett-Packard 77.17 69.14
18 Walt Disney 77.00 77.49
19 Apple 76.99 74.59
20 Pepsico 75.84 73.88
(資料:Harris Interactive)

 このほかIT企業では、IBMが23位、Dellが31位に入っている。Hewlett-Packardが前回の38位から17位へ、Appleが22位から19位へと順位を上げた一方、ソニーは8位から16位へと転落。前回11位だったAmazon.comは選外だった。

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