――ジョリジョリ、ジョリジョリ、ジョリジョリジョリジョリジョリ。
とある平日の夜のこと。記者の目の前で、一種異様な光景が繰り広げられていた。白い丸テーブルのまわりに着席した、100人近くもの会社帰りらしき男性が一斉にヒゲをそっている。静かな会場に、ヒゲをそる音と、ジジ……という機械の音だけが響き渡る。ヒゲそりのあとは、ジェルをつけて顔をマッサージ、さらに小鼻の周りの毛穴掃除……。
実はこれ、小学館の雑誌「DIME」と松下電器産業の美容家電の共同企画で、6月11日に開かれた「DIME男前プロジェクト」なるイベントのようす。会場で一斉にヒゲをそっていたのは、同誌の読者で「男を磨こう」という意志があり、美容家電を体験してみたい応募者約100名。担当者によれば参加者のプロフィールは20代〜50代ということで、記者の見たところでは30代前半〜半ばくらいの男性が中心のようだった。
松下の美容家電といえば、「きれいなおねえさんは、すきですか」というキャッチコピーで展開している女性向けのラインアップが有名だが(参照記事)、こちらは男性向けの商品群で、キャッチコピーは「もっと、男、前へ」。
イベントのメインは、松下の美容家電を実際に使ってみる「タッチ&トライコーナー」。壇上にはスポーツジャーナリストの中西哲生さんや、DIME認定の“男前”、澤田康裕さん(参照リンク)が登場。実際に最新の商品を試していた。
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