ダンナへの愛情によって感じ方が違う、洗濯物の“ニオイ”

» 2008年06月10日 14時43分 公開
[Business Media 誠]

 「仕事が忙しくて、妻と会話をする時間が少ないなあ。自分のことをどのように思っているのだろう?」と妻のことが気になっている人もいるはず。

 そこで既婚女性に「夫への関心度」「結婚観」「夫とのコミュニケーション行動」について質問し、夫婦関係を分類したところ、結婚生活に満足している「自立・尊重型」が25.1%で最も多いことが、ライオンの調べで分かった。次いで倦怠感がある「結婚生活まんねり型」(23.3%)、コミュニケーションが取れている「円満型」(21.6%)、トラブルが起きやすい「干渉型」(17.3%)、夫に魅力を感じていない「結婚生活ネガティブ型」(12.7%)だった。

タイプ 夫婦の関係
自立・尊重型 一緒にいる時間は短く目立った愛情表現はしないが、お互いを尊重し合い、結婚生活にも満足している。
結婚生活
まんねり型
一緒に食事をすることが多く、会話もあるが、やや倦怠感を感じている。
円満型 コミュニケーションが取れていて、お互いが充足できる存在である。
干渉型 手をつないだりプレゼント交換はするものの、相手のことが気になり、いざこざも起きやすい。
結婚生活
ネガティブ型
コミュニケーションが取れておらず、夫に魅力を感じなくなり、会話や一緒の外出も疲れる行為となっている。

 夫婦関係の分類と夫の洗濯物のにおいの関係を調べたところ、「結婚生活ネガティブ型」では不快に感じる人が60.6%で最も多く、一方で「円満型」で不快に感じる人は5.6%だった。夫に対する意識によって、洗濯物のにおいの感じ方は異なるようだ。

 インターネットによる調査で、全国に住む28〜69歳の既婚女性1032人が回答した。調査期間は2007年12月22日から12月23日まで。

においを感じる洗濯物(クリックして拡大、出典:ライオン)

4人に1人は夫の洗濯物を分けて洗う

 夫の洗濯物のにおいに対する意見は、夫婦関係の分類ごとに特徴がうかがえた。全体的に衣類のにおいを不快に感じる傾向が強い中で、自立・尊重型」は夫の洗濯物のにおいを「当たり前のもの」としてとらえているようだ。また「結婚生活まんねり型」は「仕方がない、気にならない」とあきらめ感が出ていて、「干渉型」は「すぐに洗濯してあげたい」と積極的な意見が目立った。中でも「円満型」は「仕事を頑張っている証拠」「安心できるにおい」といった意見が多かった。

 夫の洗濯物の洗い方を聞いたところ、4人に1人は「自分の洗濯物と夫の洗濯物を分けて洗う」と回答。特に「結婚生活ネガティブ型」の約半数は、分けて洗うという結果となった。分けて洗う理由は「汚れがひどい」(57.4%)、「においがひどい」(35.2%)「加齢臭がするようになった」(16.4%)など、においに関する回答が目立った。

洗濯物の洗い実態(クリックして拡大、出典:ライオン)

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