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» 2008年04月11日 14時00分 UPDATE

「シャカシャカ抹茶!」は定着するか?:2年目の挑戦は“抹茶”――「ロック DE お茶」の1年を振り返る (1/4)

4月9日、全茶連と象印マホービンは冷抹茶を日本茶販売店で提供する「シャカシャカ抹茶!」キャンペーンを開始した。“冷煎茶で日本茶を普及”“マイボトルを持ち歩き、ペットボトルゴミを削減しよう”という狙いは、1年でどれくらい達成されたのだろうか。

[吉岡綾乃,Business Media 誠]
  2年目の挑戦は“抹茶”――「ロック DE お茶」の1年を振り返る
1 シャカシャカ抹茶!の作り方
2 煎茶ではなく、抹茶の新メニューを推す意義
3 ロック DE お茶の思わぬ効用&給茶の値段はいくらが適当?
4 マグボトルの売り上げが増加

 「新しい抹茶の飲み方です!」「冷やして飲む抹茶のおいしさを試してみませんか?」。数名のスタッフがシェーカーを振りながら、道を行く人に声をかける。足を止め、小さな紙コップに入ったドリンクを飲んだ客は、興味深げに話を聞き、一部は店の中に入っていく……。

 これは4月9日、東京・上野にある「茶の君野園」店頭で行われた、「シャカシャカ抹茶!」(参照記事)の先行キャンペーンの風景だ。日本茶インストラクターの井上香織さんが振っているのはシェーカーではなく、実はステンレス製の保冷水とう(以下、ボトル)。中身は抹茶とお湯、そしてキューブの氷。マグボトルを振ることで、冷たい抹茶をたてていたのである。

 抹茶といえば、茶道のお点前にのっとってしずしずと飲むものというイメージが強い。茶道を習ったことがない人でも、茶わんの中で茶せんを振って泡立てる、抹茶のたて方はご存じだろう。お茶の葉を急須に入れて飲む煎茶に比べると、抹茶にはどうしてもかしこまったイメージがある。

 シャカシャカ抹茶!は、このイメージを覆すような新しい抹茶の飲み方だ。作り方は単純かつ豪快。ボトルにお湯と抹茶を入れ、フタをしてシャカシャカとボトルを振る。途中でフタを開け、氷を入れてまた振る。よく振ったらできあがり。フタを開けると、細かく泡だった冷抹茶の中に、氷のキューブが浮いているという寸法である。茶の君野園では1杯250円。実際に飲んでみると、お湯でたてた抹茶ともまた違うおいしさだった。

ay_shakashaka01.jpgay_shakashaka02.jpg キャンペーンのようす。「茶の君野園」は上野・アメ横にある

ay_shakashaka03.jpgay_shakashaka04.jpgay_shakashaka05.jpg シャカシャカ抹茶!を350ミリリットルタイプのボトルで作る手順は以下の通り。茶杓1〜2杯の抹茶をボトルに入れる(左)。少し冷ましたお湯を200ミリリットル程度入れる(中)。よく振る(右)

ay_shakashaka06.jpgay_shakashaka07.jpgay_shakashaka08.jpg 氷でボトルを満たす。さらによく振ってできあがり(左)。キャンペーン中、ステンレスボトルを購入すると、シャカシャカ抹茶!を1杯サービスで入れてもらえる。また先着100人は、1煎分の抹茶をお試し用としてもらえる(中、右)

ボトルを持参し、“給茶”する――「ロック DE お茶」第2弾

 シャカシャカ抹茶!のメニューは、4月10日から全国の日本茶販売店で提供される(対応店舗のみ)。このキャンペーンの主体となっているのは、象印マホービンと全国茶商工業協同組合連合会(全茶連)。2007年4月から「ロック DE お茶」キャンペーンを推進している顔ぶれだ(参照記事)

 ロック DE お茶キャンペーンが始まってちょうど1年。シャカシャカ抹茶!は、2年目を迎えた同キャンペーンの新メニューでもある。

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