非接触ICタグ(RFID)の世界総売上高は2008年に前年比30.9%増の12億ドルとなり、2012年には35億ドルに達する見込みだ。米Gartnerが2月25日、このような調査結果を発表した。
同社によると、2007年のRFID販売先は製造業が21%、政府機関が20%、運輸業が20%、小売業が14%を占めていた。
同社は、RFIDの採用は初め、米国防総省やWal-Martの採用義務付けなどコンプライアンスが大きな要因だったが、今は技術革新が導入を推進する主な要因だと指摘している。現在、RFIDには第2の採用の波が来つつあり、企業は競争力を高めるためにRFIDを採用していると同社は指摘する。
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