「私はメタボ(予備軍)」と思う人は約半数

» 2008年02月21日 15時46分 公開
[Business Media 誠]

 2008年4月からメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の早期発見を目的にした「特定健康診査」(参照記事)がスタートする。「食べ過ぎてもないのに腹回りが出てきた。ひょっとしてメタボ?」――そんな悩みを抱えている人もいるだろう。

 自分は「メタボリックシンドロームまたは予備軍だと思う」人は48.6%と約半数に達していることが、インターワイヤードの調べで分かった。すべての年代で女性よりも男性のほうが多く、中でも40代男性は65.8%で最も多かった。

 また改善したいと思っている生活習慣は「運動不足」が75.4%で断トツ、次いで「睡眠不足」(40.9%)「長時間のPCの利用」(37.7%)「不規則な生活」「食べすぎ」(いずれも33.9%)という結果となった。男性で目立った意見は「長時間のPCの利用」「喫煙」「飲酒」で、一方の女性は「運動不足」「不規則な生活」「食べすぎ」だった。

 調査会社のインターワイヤードが運営するディムスドライブは、「特定健康健診・特定保険指導」に関する調査を実施した。インターネットによる調査で、9863人(男性46.7%、女性53.3%)が回答。調査期間は1月23日から1月31日まで。

改善したいと思っている生活習慣

特定健康健診で知りたいのは「費用」「受けられる場所」「検査内容」

 健康診断の結果で気になる項目は「コレステロール値」が最も多く51.4%、次いで「BMI・体脂肪率」(50.2%)「中性脂肪・血中脂質」(49.0%)「体重」(42.1%)。男性のほうが女性より多かった項目は「コレステロール値」「中性脂肪・血中脂質」「血圧」「血糖値」で、女性のほうは「体重」「BMI・体脂肪率」であった。外見に関する項目は女性のほうが多く、男性は血液に関する項目が目立った。

 4月から始まる特定健康診査を知っている人は36.9%いるが、詳しい内容まで知っている人はわずか6.6%だった。特定健康診査について知りたいことは、「費用」「受けられる場所」「検査内容」といった声が多かった。

健康診断で結果が気になる項目

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