デモトレードで学ぶ! ビジネスパーソン向けFX実践講座誠スタッフ2人が挑戦

投資に興味がある、上手な資産運用をしたい――そんな誠世代のビジネスパーソンが注目する投資商品の1つがFXだ。少ない元手でスタートでき、平日の夜、帰宅後にPCで簡単に取引できるのもFXの魅力。FXにはどんな面白さとリスクがあるのか? 誠倶楽部のスタッフ2人と一緒に、FXについて学んでいこう。

» 2008年02月18日 10時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
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 低金利が続くいま、銀行に預金を預けていても1年間で付く金利はほんのわずか。これではちょっと遊びに行こう、おいしいモノを食べに行こうと思っても、軍資金にもならない。預金がダメなら株でも買ってみようか? しかし株式投資に興味はあるけど、まとまった資金がないと苦しい。

 「お小遣い程度の金額から始められる金融商品って、何かないかなあ」――。そんな人にご紹介するのが「FX(外国為替証拠金取引)」。ポイントは、会社勤めで日中忙しい人にも取り組みやすいところだ。またそのほか金融商品に比べ元手資金も少なくて済む。

 「そもそもFXって何?」と疑問に思う人も多いだろう。また「初心者が挑戦して、そんな簡単にお金が増えるものなのか?」「FXって危険なのでは?」などと考える人も多いのでは。

 今回の企画では、Business Media 誠のスタッフ2人が、初めてのFXにチャレンジ。1カ月間50万円の元手でバーチャルなFXトレードに挑戦し、FXとは何かを体験しながら学んでいく。さて、その結果はいかに?

デモトレードに挑戦するのはこの2人

FXのデモトレードに挑戦するのは、Business Media 誠編集部員の土肥義則と、フリーライターの高橋暁子。

2007年夏に「連載・誠倶楽部」で株式投資にチャレンジした2人だ。あのとき株について学習した2人も、FXはまったく初めて。1カ月間、それぞれの生活リズムにあったスタイルでFXに挑む。


FXの仕組みとは?

FXCMジャパン マーケティング部 執行役員 小林愛典氏

 FXを説明する前に、外国為替の復習をしよう。外国為替とは「日本の円」「米国のドル」「英国のポンド」「EU圏内のユーロ」というように、各国の通貨を売買する取引だ。FXとは、インターネットを通じて世界で流通する通貨を個人が為替ディーラーのように通貨を売買するということ。

 FXの収益チャンスは2つあるので、米ドル円を例にとって説明しよう。1つ目の収益チャンスは「売買差益(キャピタルゲイン)」。これは円高(例:110円)で円を売ってドルを買い、円安(例:115円)になった時点でドルを売ることによって、得られる利益である。分かりやすいし、これこそFXの醍醐味といえる。もう1つは売買する通貨の金利差で収益を得る「スワップポイント」。2008年1月31日時点での米国の政策金利は3.0%、一方の日本は0.5%。日本円を売って、ドルを買った場合、2つの通貨間の金利差をスワップポイントという形で受け取れるもので、外貨預金でいえば利息収入に当たるものだ。

 仕事で忙しいビジネスパーソンにとって、刻々と動く株式相場の動きを平日日中に見ることは難しい。その点、平日24時間オープンしている外国為替ならインターネットを通じてリアルタイムの相場で取引ができるのだ。例えば忙しいビジネスパーソンでも、帰宅後に日本時間夜11時(冬時間)から開始するニューヨーク市場の為替相場を見ながら、取引ができる。

 「通貨を売買するといっても、資金に余裕はない」という人もいるのではないだろうか。しかし、FXの魅力は少額で大きな取引ができるところにある。

 例えばFXCMジャパンでは、5万円から口座を開設できる。5万円なら、お小遣いをやりくりすれば準備できる金額のはず。実際にFX初心者はいくらくらいからスタートするのかをFXCMジャパンに聞いてみたところ、平均金額は「23万円」とのことだった。少額から始めて投資金額を徐々に増やしていく――そんな傾向があるという。「FXと聞いただけで、『難しそう』などと感じる人もいるかもしれません。しかし弊社で取引をしている人は20〜40代の方が多く、約半数はビジネスパーソンです。年収は251万〜500万円の方が最も多くて38%。FXは、ごく普通の方が取り組んでいる資産運用なんですよ」(FXCMジャパン 小林愛典氏)

FXがハイリスク・ハイリターンと言われる理由

 なぜFXは少額で大きな取引ができるのだろうか? それは一定の額を「証拠金」としてFXCMジャパンに預けることで、実際に口座に入っている何倍もの額の通貨を売買できるからだ。これを「てこ原理」になぞらえ「レバレッジ」という。一般的にレバレッジは効率的に資金を使えるというメリットがあるため、より大きなリターンを期待できる半面、それ相当の損失が発生するリスクもある。

米ドル円レート:110円、取引口座の残高20万円の場合

通貨単位 証拠金額 取引評価額(レート×通貨単位) レバレッジ率 (取引評価額÷取引口座の残高)
1万ドル 2万円 110万円 5.5倍
5万ドル 10万円 550万円 27.5倍
10万ドル

米ドル円レート:110円、取引口座の残高50万円の場合

通貨単位 証拠金額 取引評価額(レート×通貨単位) レバレッジ率 (取引評価額÷取引口座の残高)
1万ドル 2万円 110万円 2.2倍
5万ドル 10万円 550万円 11倍
10万ドル 20万円 1100万円 22倍

米ドル円レート:110円、取引口座の残高100万円の場合

通貨単位 証拠金額 取引評価額(レート×通貨単位) レバレッジ率 (取引評価額÷取引口座の残高)
1万ドル 2万円 110万円 1.1倍
5万ドル 10万円 550万円 5.5倍
10万ドル 20万円 1100万円 11倍

※FXCMジャパンの場合、レバレッジ率は通貨単位や取引口座の残高に応じて変動する。通貨単位が多ければレバレッジは高くなり、反対に取引口座の残高が多ければレバレッジは低く設定される。また通貨ペア(売買する通貨の組み合わせ)によっても異なる。

 FXでは証拠金を担保にすることで実際より大きな額で取引ができるが、最終的には「買ったものは売る」「売ったものは買う」といった反対売買によって決済する。そのため実際には、差額分が利益または損失になるのだ。

 例えば、20万円の証拠金で10万ドルを買った場合には、5銭上昇で5000円、10銭上昇で1万円、20銭上昇で2万円という具合に利益が得られる。一見わずかな値動きだが、大きな取引をすればするほど大きなリターンを期待できる。しかし反対に、想定外の方向に為替レートが進んだ場合、リスクも大きくなるので注意が必要だ。

FX取引の損益計算例

ドル高円安になると予測し、110.00円で米ドルを10万ドル買った場合

■ 5銭上昇時(110.05円-110.00円) × 10万ドル=5000円の利益

■10銭上昇時(110.10円-110.00円) × 10万ドル=1万円の利益

■20銭上昇時(110.20円-110.00円) × 10万ドル=2万円の利益

※反対に、ドル安円高に進んだ場合、利益相当の損失が発生します。


 わずかな値動きで、大きなリターンも損失も出るFXだが、リスクをコントロールすることでマイナスを最小限に食い止めることができる。「FXはリスクコントロールが非常に重要です。自分が取れるリスクを見極めて、ストップロスオーダー(損切り注文)を設定するべきでしょう。2007年の7月〜8月にかけて、サブプライムローン問題で為替の動きが激しくなった時、ストップロスオーダーを設定していなかった人は、残念ながら大きな損失が出たようです」(小林氏)

国内FX業界、3年連続「取引高部門」No.1のFXCMジャパン

 2005年度から2007年度の3年間「取引高部門」において1位の座を獲得したFXCMジャパン(2007年矢野経済研究所調べ)は国内で最も取引されているFX企業だ。なぜFXCMジャパンを介してこれほど取引されているのか? 要因として3つが挙げられる。

1.取引手数料が無料

 外貨預金や株式投資などそのほかの金融商品と比較した場合のFXのメリットは、取引コストが低いこと。なかでもFXCMジャパンはスプレッドといわれる通貨ペアの売値と買値の差で収益を得ているため、取引手数料0円を実現している。

2.どの通貨ペアでも一律2万円の証拠金(1万通貨単位)

 FXCMジャパンは、国内FX業界ではユニークな「固定の維持証拠金」制度を実現している。23通貨ペアを提供しているFXCMジャパンではどの通貨ペアでも一律2万円の維持証拠金で1万通貨の取引が可能。取引額の数%の証拠金を設定しているその他FX取扱企業に比べ、通貨ペアによっては遥かに少ない証拠金で1万通貨の取引ができる。

3.意思決定をサポートする豊富なFX取引専門ニュース

 FX取引で情報力は大きな武器となる。FXCMジャパンでは元インターバンクディーラーによるFX取引専用ニュースをFX取引専門サイト「トレーディングフォース」にて24時間リアルタイム、無料で配信している。

 このほかにも他の会社ではレバレッジを固定しているが、FXCMジャパンの場合、レバレッジは通貨ペア、そのレート、口座の預入金に応じて変動する。レバレッジが固定でないと、どんなメリットがあるのだろうか? 「自分の取引スタイルに合わせてレバレッジをコントロールすることができます。レバレッジを活用してより資金効率を高めたい人や、低レバレッジでリスク軽減を求める人、どちらのニーズにも応えられます」(小林氏)

初心者に合う取引スタイルとは?

 FXCMジャパンの顧客は、イントラデイトレードという1日数時間内で売買をする人が多い。その一方で最近では、数日間から週単位で取引する長期派も増えている。当然、短期と中長期の場合では取引スタイルが違ってくる。また中長期でも、目標とする利益によって取引スタイルは違ってくるのだ。短期で売買するケースでは、わずか10銭の値動きで、利益を確定する人もいる。一方、中長期では1円程度の値動き幅を待って、利益を得ている傾向があるようだ。

 FX初心者には、一体どんな取引スタイルが向いているのだろうか? 「基本的には、余裕資金はいくらかを見極めて取り組むといいでしょう。リターンを追求するあまり、将来へ向けての預貯金や生活費をつぎ込むことは正しい判断とはいえません。全体の資産ポートフォリオを考慮しつつ、預貯金や株式などの長期的スタンスで取り組む資産運用に加えて、短期的売買チャンスを逃さないFXを金融資産の5%〜10%ほどを投入するといったスタンスが望ましいといえます。あくまで『余裕資金の範囲』というのが前提です」と小林氏はアドバイス。

デモトレードをスタート

 今回は「デモトレード」という、FXのバーチャル取引を行ってみる。使用するのは、FXCMジャパンのデモトレードシステムだ。デモといっても、実際の売買に使うソフトを使い、現実さながらの取引を行うものだ。1カ月間無料で、実際に売買するのとほぼ同じリアルさでFXを疑似体験できる。

FXCMジャパンのデモトレード画面

 それでは早速、取引スタート。土肥と高橋がまず迷ったのは、どの通貨で取引をするか? ということ。ここはやはり“地の利”を生かして日本円を基本に、馴染みある米ドルかポンド、ユーロで取引を始めることにした。

 FXCMジャパンのデモトレードでは、証拠金50万円で開始する。高橋は1月7日の午後、ロンドン市場が開いたと同時に、円高を睨んで1月7日、1万ドルを売って日本円を買った。しかし、円相場は円安が進み、結果はマイナス1万200円。

 一方の日中働いている土肥は取引が可能な夜を中心に取引することを選択。1月7日、仕事から帰った土肥は日本円を売って2万ドルを109円64銭で買ったが、その後、みるみるうちに109円63、62……と円高が進み、損失は膨らむばかり。ビギナーズラックもなく、1ドル=109円30銭で売り、損失はマイナス6800円となった。

1月7日の成績

土肥 取引差損益:−6800円、純資産49万3200円

高橋 取引差損益:−1万200円、純資産48万9800円


 以上が、1月7日の成績だ。2人がデモトレードを始めた1月は、米国のサブプライムローン問題(低所得者向け住宅ローン)に端を発し、米国経済の先行き不安が高まった。そのため2008年の年明けからドル全面安、円高が急速に進んだ時期であった。デモトレードの期間は1カ月だ。このまま2人とも損失が膨らむのか? それとも挽回して、利益を手にするのだろうか? 次回の記事をお楽しみに。

FXCMジャパン

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誠倶楽部の2人が挑戦中のデモトレードにあなたもチャレンジしませんか?



FXCMジャパンでのお取引について

●取引手数料は全通貨ペア無料です。●お客様が預託される証拠金額に比べて、お取引金額は大きくなります。●当社が表示する売付の価格と買付の価格には差があります。●トレーディングステーション(2万円の維持証拠金で1万通貨単位のお取引)の場合、口座開設時に必要な最低証拠金額は5万円です。トレーディングステーション・プレミアム(20万円の維持証拠金で10万通貨単位のお取引)の場合、口座開設時に必要な最低証拠金額は50万円となります。●当日損益を加味した有効証拠金から維持証拠金を差し引いた余剰金がゼロを割り込んだ際に、自動反対売買により強制決済されますが、相場急変時には委託証拠金を上回る損失が生じる恐れがあります。●トレーディングステーション及びトレーディングステーション・プレミアムはインターネットを利用する取引であるため、お客様のパソコン、ネットワーク環境に不具合が生じた場合や、当社システムに障害が発生した場合などには、取引ができなくなる可能性があります。●高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば、金利差調整分をスワップポイントとして受け取ることができます。逆に、低金利の通貨を買い、高金利の通貨を売れば、スワップポイントを支払うことになります。●外国為替証拠金取引は外国為替レートの変動により大きな損失を被る場合があり、元本が保証されているものではありません。●お取引の内容を十分に理解した上で自らの判断でお取引してください。

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提供:株式会社FXCMジャパン
企画:アイティメディア営業本部/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2008年3月17日