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» 2008年01月04日 04時32分 UPDATE

3月よりPASMO・Suicaの利用エリアが拡大、3線連絡定期券も発行可能に

相互利用サービスの開始1年を機に、Suica/PASMOの対応エリアが拡大する。3月から開業する新線や、首都圏・新潟エリアで新たにSuicaを導入する路線でも相互利用が可能になるほか、PASMOオートチャージサービスについても一部機能が拡充される。

[Business Media 誠]

 PASMO協議会と東日本旅客鉄道(JR東日本)は12月21日、IC乗車券「PASMO」「Suica」が利用できるエリアの拡大について発表した。また、交通事業者系クレジットカードのユーザーが利用できる「PASMOオートチャージサービス」もサービスを拡充する。エリア拡大とサービス拡充は、いずれも3月から。

 また、JRと私鉄・地下鉄の連絡定期券の発売範囲も拡大する。詳細は2月中旬以降発表されるが、現在は原則対応していない3線連絡定期券の発行(参照記事)が始まる見込みだ。

 なおPASMOのサービス拡充に伴い、共通磁気乗車券「パスネット」の利用を、3月をもって停止する。

 →パスネット、3月14日で自動改札機での利用終了(参照記事)

 →JR3社のSuica、ICOCA、TOICAが2008年春から相互利用可能に(参照記事)

新潟・仙台のSuicaエリアでもPASMOが利用可能に

 首都圏では私鉄2路線が3月に開業予定だ。3月30日から開業する「日暮里・舎人ライナー」と、3月末に開業予定の「横浜市営地下鉄グリーンライン」のいずれも、開業日から全駅でPASMO/Suicaが利用可能になる。

 また、Suicaエリアも拡大する。首都圏では日光線の宇都宮駅〜日光駅間と、常磐線の日立駅〜高萩駅間、新潟では信越本線の東三条駅〜長岡駅、弥彦線の東三条駅〜吉田駅〜弥彦駅間、磐越西線の新津駅〜五泉駅間、羽越本線の新津駅〜新発田駅間で、3月15日からSuica/PASMOが利用可能になる。

 現在はSuicaの利用エリアのうちPASMOとの相互利用ができるのは首都圏のみだが、3月29日以降は新潟・仙台のSuicaエリアでもPASMOの利用が可能になる。

 なお、3月29日からは、SuicaとTOICAの相互利用もスタート。首都圏SuicaエリアでJR東海のTOICAも利用可能になる(参照記事)

PASMOオートチャージサービスに機能追加

 「オートチャージサービス機能付きPASMO」では、PASMOの残金が少ないときに自動改札にタッチすると、自動的にチャージ(入金)が行われるオートチャージサービスを利用できる(参照記事)が、3月15日以降、オートチャージサービスの機能拡大が行われる。

 現在はPASMOの残金が2000円以下のときに自動改札にタッチすると、3000円自動的にチャージされるが、3月15日以降は、オートチャージする条件、金額ともに1000〜1万円の範囲内で1000円単位で変更可能になる。ただし、1日あたりのオートチャージ上限額(1万円)、1カ月あたりのオートチャージ上限額(5万円)は従来通りとなる。

 また、現在はオートチャージサービスを利用したい場合、すでにPASMOを持っていても、別途新規でオートチャージサービス機能付きPASMOを申し込まなくてはならなかったが、今後は手持ちのPASMOにオートチャージサービス機能を追加できるようになる。また、オートチャージサービスだけを解約し、通常の記名PASMOやPASMO定期券として利用することもできるようになる。

クレジットカード一体型PASMOを発行

 オートチャージサービス機能付きPASMOは、対応する交通事業者系クレジットカード会社が発行していたが、PASMOとクレジットカードはこれまで別々のカードとして発行されていた。3月15日以降、パスモの提携カードである「Pastownカード」のほか、一部交通事業者系クレジットカード会社では、PASMO機能を内蔵した、一体型クレジットカードを発行する。

ay_pastown.jpg クレジットカード一体型PASMO(Pastownカード)の例

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