パスネット、3月14日で自動改札機での利用終了

» 2008年01月04日 04時25分 公開
[Business Media 誠]

 パスネット協議会は12月21日、首都圏の私鉄・地下鉄で利用できる共通磁気乗車券「パスネット」について、3月14日の終電を最後に自動改札機での利用ができなくなると発表した。パスネットの販売も、1月10日の終電をもって終了する。

 パスネットは2000年10月に販売を開始したが、2007年3月にスタートしたPASMO(参照記事)が普及し、パスネットからPASMOへの移行も順調に進んでいることから、利用停止と販売終了を決定したという。なお、パスネット協議会に参加する私鉄各社のうち、PASMOを導入していない舞浜リゾートライン(ディズニーリゾートライン)では、引き続き改札でパスネットを使用できる。

 未使用、または残額があるパスネットは、3月15日以降手数料なしで払い戻しを行う。また一部事業者では、残額のPASMOへの移し替えも行う。また、自動券売機で切符を購入する場合や、有人改札や自動精算機で切符や磁気定期券の精算を行う場合には、引き続きパスネットを利用できる。

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