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» 2007年11月29日 19時24分 UPDATE

なぜPCにセキュリティソフトを入れなくてはいけないの?――ノートン・ファイター

PCのウイルス対策をせず、“無防備状態”の個人ユーザーが多いそうだ。そんな人たちを啓蒙していく意味で、セキュリティソフトを提供するシマンテックはあるヒーローを考案した。その名は「ノートン・ファイター」。

[土肥義則,Business Media 誠]

 「インターネットのウイルス!? 不安だけど、被害に遭ってないし……」「新しく購入したPCにはセキュリティソフトが付いていたと思うけど、たしか有効期限が切れていたはず」――こんな人も多い……いや、実はこれ記者のことだ。この話を聞いた知人は「えーっ!」と大声を上げ、「お前は無意識のうちに“犯罪”に加担しているかもしれないぞ」と脅す。

 ウイルス対策をしていないだけで、いきなり犯罪者扱い。「“何もしていない”ことが大変な事態を招くかもしれない」と知人は指摘する。そこでセキュリティソフト「Norton」を提供するシマンテックに、ウイルスの現状などを聞いた。

“加害者”になるかもしれない

yd_oiwa.jpg コンシューマ営業統括本部の大岩憲三氏

 「かつてのウイルスは場当たり的なものが多かったのですが、ここ数年はPCだけではなく、個人情報や金銭を狙った犯罪が増えていますね」と語るのはシマンテック・コンシューマ営業統括本部の大岩憲三氏。同社の調査によると、サイバー犯罪の手口は巧妙化しており、9割以上が個人を狙っているそうだ。

 なかでも「ボット」に感染すると、自分のPCが悪意のある攻撃者によって外部から遠隔操作される。情報漏えいの恐れがあるだけでなく、自分のPCからスパムメールを送信したり、DoS攻撃をしたりと、“加害者”になってしまうという。

 しかし「セキュリティの不安を感じながらも、対策をとっていない個人ユーザーは多いのが現状です」。やはり記者のような“どうにかなるだろう”といった人も多いようだ。

 ちなみに同社では、数年前までウイルスの数を数えていた。「月間で20万ほど存在していましたが、現在ではもっと増えているでしょう」と言う。ただウイルスって目に見えないモノだし、怖さを肌で感じられないのが本音かも……。

地球とPCの平和を守るノートン・ファイター

yd_fighter1.jpg ノートン・ファイターの職業はサイバー戦士

 記者のような人間を啓蒙するため、同社は「ノートン・ファイター」(別記事参照)というキャラクターを考案した。ノートン・ファイターは地球とPCの平和を守るヒーロー、ウイルスを悪役にたとえることで、セキュリティの必要性を理解してもらうのが狙い。悪役はPCに感染したデータを消去する「ゲルウイルス」、オンライン詐欺を得意技とする「フィッシンガー」など5種類。悪を倒すため、ノートン・ファイターは全国で活躍中だ(別記事参照)

 シマンテックが「あなたが守ってもらいたいヒーローは何か?」というアンケート調査をしたところ、ドラえもん、仮面ライダー、ウルトラマンといった声が多かった。そこで同社はスター性を持つ特撮ヒーローと、ウイルスの怖さを分かってもらえるような悪役を作った。現在は、新たな悪役として「ボット」を検討中だ。

 シマンテックは世界40カ国以上に拠点を構える。ノートン・ファイターのようなキャラクターは「日本独自のアニメ文化から、生まれたものだと思います。関連グッズなどが販売できるくらい、人気キャラになってほしいですね」と話す。

 ノートン・ファイターの職業は「サイバー戦士」、必殺技は「360度アターック」。言ってみたいセリフは「君たちの安全は僕が守る!」だそうだ。早速、記者も自宅用のPCに「Norton AntiVirus 2008」を入れてみた。ノートン・ファイターに“怖いらしい”ウイルスから、守ってもらうことを期待している。

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