首都圏のカーシェアリングを拡大、オリックス自動車

» 2007年08月23日 21時13分 公開
[Business Media 誠]

 8月10日、オリックス自動車は今秋から、カーシェアリング事業で首都圏エリアのステーション数を45から100拠点に拡大し、車両数も73台から200台体制とする。名古屋エリアの車両を含めると、全車で250台に達した。

 同社では短時間利用に適したカーシェアリングと長時間や数日利用のレンタカーを組み合わせ、カーシェアリング事業とレンタカー事業の連携を図っている。首都圏に拡大する拠点も、レンタカー店舗を中心に展開していく。

 同事業は2002年に、当時の自動車走行電子技術協会(現、日本自動車研究所)が取り組んでいた電気自動車の共同利用実験を引き継ぎ、初めは20台でスタートしたもの。1台の車を共同利用する仕組みで、入会金・月会費のほか、時間に応じた利用料が必要となる。

カーシェアリングの車両台数推移(2002年4月から2007年10月まで)

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