C-NEWS編集部は8月10日、健康意識に関する調査結果を発表した。この調査は中学生を除く15歳以上のインターネットユーザーを対象に実施し、1000人の回答を集計している。調査期間は2007年8月2日から8月4日まで。
調査によれば、現在の健康状態を「悪い」と認識している人の中で、「心」が30%、「体」が24%という結果が出た。女性では、体の健康状態が「悪い」と回答した人の割合に、年代差はさほど見られなかった。一方男性では、年代が上がるほど「悪い」という回答が増え、40代でピークを迎えている。10代では18%、20代で24%、30代26%、40代35%と増えているが、50代では16%に減少している。
心の健康状態が「悪い」と回答した人は、男性では20代が最も多く38%、女性では10代で39%だった。
総合的に見た健康状態についても、男性は年代が上がるほど「悪い」という回答が増え、50代で減少する。最も健康状態に不安を感じているのは、37%が「悪い」と回答した40代男性だった。
健康維持と促進のために重要だと考えていることは、「バランスの良い食事」82%、「十分な睡眠」76%、「ストレスの発散」57%が上位を占めた。ただし、1位と2位の「バランスの良い食事」「十分な睡眠」に関しては、実際に実践している人は半数にも満たなかった。
飲食物、睡眠、入浴に関し、健康のために行っていること、あるいは摂っているものが「ある」という回答で最も多かったのは飲食物で41%。サプリメント以外では「野菜ジュース」「ヨーグルト」「納豆」などが挙げられている。睡眠では「低反発」や「オーダーメイド」など「枕」にこだわりを見せる人が目立ち、入浴では「半身浴」をしている人が多く見られた。
健康関連機器の利用率、「体脂肪計」が44%、「空気清浄機」25%、「血圧計」15%、「万歩計」10%だった。空気清浄機を除けば、数値で健康を確認したいのかもしれない。また、「欲しいと思っているが、持っていない」機器では、「マッサージチェア」が44%、「フットマッサージャー」が36%、「マイナスイオン発生器」が33%で上位を占めている。
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