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» 2007年08月13日 23時59分 UPDATE

誠 Weekly Access Top10(2007年8月7日〜8月13日):自民惨敗は織り込み済みだったのか?

市場関係者が頻繁に使う言葉がある。それは株価の「織り込み済み」――。本当に織り込んでいるのか、ある市場関係者が本音を語った。

[土肥義則,Business Media 誠]

 今週、最も読まれた記事は「『空室率ではない』大家さんの悩みとは?」だった。次に読まれたのが「安倍首相と小泉前首相の違いとは――外から見た参院選 」。参議院選挙で与党の自民党は惨敗したが、政局の不安定が株価に影響を及ぼしたのか。取材で聞いて回った限り、市場関係者の間では「関係ない」という回答が圧倒的に多かった。

 過去のデータを分析したところ、「選挙結果の影響は極めて限定的」という結果が出ている(7月5日の記事参照)。今回、参議院選挙の直前に株価は大幅に下落した。大きな要因は、米国のサブプライムローン(低所得者層向けの住宅ローン)問題と言われている。

 自民惨敗と株価下落の関係を否定するコメントとして、「織り込み済み」が多かった。すでに自民惨敗は報道されていたので、「株価には影響がない」ということらしい。

 この「織り込み済み」という言葉、市場関係者の間では使い勝手がよさそうなのだ。「株価が上がらない(下がる)理由を、織り込み済みと言っておけば投資家は納得してくれる。あとから付け加えた“言い訳”みたいなものですよ」と、ある市場関係者は語った。

編集部からお知らせ

Business Media 誠の記事更新は、8月14〜16日の3日間は夏休み。17日(金)からは、通常通りの更新に戻ります。よろしくお願いいたします。

※連載「時事日想」は、8月13〜17日までの1週間、お休みをいただきます。


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