エクソンモービルのセルフスタンドでiD/QUICPay/VISA TOUCHが利用可能に

» 2007年05月14日 13時56分 公開
[Business Media 誠]

 エクソンモービル、ジェーシービー、三菱UFJニコス、三井住友カードは5月10日、エッソ、モービル、ゼネラルの「エクスプレス」ブランドのセルフサービスステーションで、各社が展開する非接触ICクレジット決済サービス(JCBの「QUICPay」、三菱UFJニコスの「VISA TOUCH(スマートプラス)」、三井住友カードの「iD」)に、同時に対応することで合意したと発表した。複数方式に対応するのは、石油業界で初めてとなる。

 エクソンモービルは今回、JCB、三菱UFJニコス、三井住友カードと共同で共通カード読み取り機を開発。同機にQUICPay、ビザタッチ(スマートプラス)、iD、スピードパス(後述)をかざすだけで、ガソリン、軽油、灯油の給油やその他のサービスの支払いができる。新しいカード読み取り機は2007年5月より、エクスプレスSSに順次設置される予定だ。なお、月額利用上限が1万円に定められている「DCMX mini」(2006年4月の記事参照)と「お試しQUICPay」(2006年9月の記事参照)は利用できない。

 セルフSSのブランド「エクスプレス」は、2003年からクレジットカードにひも付けたキーホルダーや腕時計で決済を行うサービス「スピードパス」を導入しており、現在その会員数は100万人を超えている。エクスプレスSSの場所はWebで検索できる(参照リンク)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.