SBIモーゲージと東京スター銀行は5月10日、業務提携を結び、固定と変動の金利が選択できる住宅ローンを、6月1日から扱うと発表した。
これまでSBIモーゲージは、長期固定金利の「フラット35」と中長期固定の「マイホームローン」を扱ってきたが、今後は東京スター銀行の固定金利特約型(3/5/7年)と変動金利型の両方、さらにミックスした商品を販売していく。資金調達面などの理由で短期金利商品を扱ってなかったSBIモーゲージにとっては、同商品の販売により、初期費用を抑えたいという顧客を囲い込むのが狙い。
SBIモーゲージが貸し出しをし、その債権を東京スター銀行が譲り受け、債権管理や回収業務を行う。東京スター銀行にとっては営業面をアウトソーシング化し、融資残高を積み上げるというメリットがある。
SBIモーゲージのフラット35の金利は2.771%(5月10日現在)と業界で最低金利、同商品でも最低水準の金利を適用する予定だ。例えば5月の金利では、3年ものが1.55%、5年が1.9%、7年が2.05%となる。またフラット35と組み合わせた「ミックスプラン」型も販売し「主力商品として期待している」(SBIモーゲージ)という。
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