PCとWindows Mobile デバイスを同期するときには「ActiveSync」プロトコルを利用する(連載第2回参照)。このActiveSyncを、Exchange ServerとWindows Mobile デバイスの間で行うのがExchange Mobile Syncだ。
Exchange Mobile Syncで同期できるのは、
の4つの項目である。Exchange Serverが管理しているグローバルアドレス一覧(GAL)には、ユーザーの名前やメールアドレスなどが格納されているが、Windows Mobile は、Exchange Serverに接続しているときに、GALに対する検索などが可能になる。
また、マイクロソフトが提供を始めたMessage & Security Feature Pack(MSFP)が適用されたWindows Mobile デバイスであれば(連載第2回参照)、さらにセキュリティ機能などが強化される。この場合は、セキュリティポリシーの適用(パスワードの長さや強さを強制する)、Windows Mobile デバイスのデータ自動消去、電子証明書を使った認証などの機能が利用できるようになる。
セキュリティポリシーの適用は、Exchange Serverに接続するWindows Mobile デバイスがパスワードを設定することなどを強制できる。これにより、パスワードが設定されたデバイスのみがExchange Serverに接続することになり、全体のセキュリティが向上する。
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※記載されている会社名および商品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。記載事項は2006年6月現在のものです。
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年6月30日
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