3月3日、三井住友カードと三井住友銀行、NTTドコモは、三井住友カードユーザーが、ドコモのおサイフケータイで利用できるクレジットサービス「三井住友カードiD」で、ATMでのキャッシングが可能になることを発表した。3月27日よりサービスを開始する。
これまでiDはショッピング時の決済に利用できたが、今後は三井住友銀行のATMでキャッシングが行えるようになる。ただし利用できるATMは、コンビニエンスストアam/pm内に設置しているATM「@B∧NK」のみ。三井住友銀行行内などに設置されている一般のATMでは利用できない。
利用額は、ショッピング決済利用時と同様、親カードとなる三井住友カードの請求に合算される。利用限度額は、親カードに準ずる。
現在、おサイフケータイで利用できる、非接触ICを使ったクレジット決済サービスとしては、iD(2005年11月8日の記事参照)のほか、JCBなどが推進する「QUICPay」(2月2日の記事参照)、UFJニコスが進める「スマートプラス」(2月22日の記事参照)がある。QUICPayはキャッシング機能を持っていないが、スマートプラスはUFJ銀行ATMでのキャッシングに対応している(2005年7月29日の記事参照)。
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