「子どもに防犯携帯を持たせたい」と考える親は64%

» 2006年02月02日 11時01分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 アイシェアは1月31日、子ども向け携帯に関する意識調査を実施した。同社の「CLUB BBQ」(2003年5月16日の記事参照)を利用した、携帯電話に関する意識調査の結果を発表した。メール転送サービス「CLUB BBQ」の無償利用ユーザを対象としたリサーチで、調査期間は1月24日から1月26日まで。有効回答数は880で、男性73%、女性27%となっている。

 「子供に何歳から携帯を持たせたいですか?」の質問に対し、「高校生から」は26%、「中学生から」は16.9%、「6歳〜8歳」は14%。アイシェアでは「最近の凶悪犯罪やライフスタイルの変化によって、高校生主体だった携帯も低年齢化してきている」と分析している。

 子どもに持たせたい防犯機能付き携帯は?の問いに対しては、「GPS機能付で居場所を把握できる」が38%、「緊急電話ができる」33.8%、「防犯ブザーが付いている」が25%。凶悪犯罪対策機能が期待されているようだ。

 子ども向け携帯に必要なものとしては、「GPS機能で居場所の把握」約38%、「通話とインターネットのアクセス先の制限」約42%、「時間指定による接続制限」約20%といった意見が上がっている。子どもに防犯携帯を持たせたいと考えている親は64%。「一般的な制限、防犯なしの携帯電話を持たせたい」18.9%を大きく上回った。

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