「スマートプラス」が飲料自動販売機に対応おサイフケータイでクレジット

» 2005年12月12日 14時57分 公開
[ITmedia]

 UFJニコス(日本信販)とアサヒビバレッジサービスは、アサヒビバレッジサービスの飲料自動販売機で、携帯電話を利用した非接触ICカード決済サービス「スマートプラス」を利用できるシステムを開発し、9月1日から日本信販本社ビルで展開している。12月12日現在、スマートプラス対応の自動販売機は6台稼働中。

 「スマートプラス」は、おサイフケータイにNICOSカードの情報をダウンロードすることで、携帯電話をかざすだけのカード決済を実現するサービス。電子マネーとは異なり、後払いのカード決済のため、事前にチャージする必要がない。

 この自販機では、非接触IC対応の専用読取りユニットを自動販売機に組み込むことで、自販機に携帯電話をかざすだけで商品が購入できる。自動販売機での非接触ICを使った携帯電話によるカード決済は、国内初となる。

 両社は日本信販本社ビルでの展開により、無人対応機によるデータ処理や取引スキームの運用検証を行い、本年中の商用化を目指すという。

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