平成電電が経営破たん 負債1200億円

» 2005年10月03日 13時19分 公開
[ITmedia]

 平成電電は10月3日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は約1200億円。営業は継続し、直収型固定電話サービス「CHOKKA」やADSLサービス「電光石火」、他ISP向けサービスなども従来通り提供する。

 同社は、2003年に始めたCHOKKAに多額の設備投資を実施したが、競争環境の激化や、NTTからの回線切り替えが想定以上に煩雑だったことなどからユーザー数が目標を下回り、資金繰りのめどがつかなくなったとしている。

 同社は1990年に設立。今年1月期の売上高は440億6600万円。

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