au携帯と組み合わせてメリット打ち出す〜KDDIの通信モジュール

» 2005年04月15日 19時08分 公開
[ITmedia]

 KDDIは、CDMA2000 1x EV-DO通信モジュールの搭載を検討する業者向けに、新たな料金プランを導入する。1つはエンドユーザーが基本料金を年間一括前払いできる「定期前払auサービス」。もう1つは、定期前払いauサービスの契約ユーザーが同一名義でau携帯電話を契約した場合に、年間基本使用料とパケット料金が安くなる「auとのセット割引」。

 定期前払いauサービスの基本料金は2万1000円/年。音声通話料とパケット料金は月額払いとなり、音声通話料は73.5円/分、パケット料金は5000パケットまでが無料で、それを超えると0.2625円/パケットがかかる。

 au携帯ユーザー向けの特典ともいえるのが、「auとのセット割引」。定期前払auサービスと同一名義でau携帯に契約すると、モジュールの基本料金が1万500円/年、5000パケットを超えた場合のパケット料金が0.1575円/パケットに割引される。

 この料金プランを最初に導入するのはトヨタ自動車の「G-BOOK ALPHA」(4月14日の記事参照)。KDDIは、通信モジュールとau携帯電話の組み合わせによるメリットをアピールすることで、モジュールの拡販を図りたいとしている。

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