入社前に情報保護意識やスキルをチェックできるASPサービス

ネクストエデュケーションシンクは、企業の内定者や新入社員を対象に、情報漏えいや法令違反に関するリスクの度合いを診断するASPサービスを開始する。

» 2005年09月02日 22時08分 公開
[ITmedia]

 ネクストエデュケーションシンクは9月より、企業の内定者や新入社員を対象に、情報漏えいや法令違反に関するリスクの度合いを診断するASPサービス「芦屋広太の個人情報保護/コンプライアンス診断 for NAITEI」を開始する。

 このサービスは、主に企業や大学向けに提供される。内定者や学生が複数の質問に回答することで、回答者のスキルや知識、情報保護意識の度合いを判断し、その後の課題分野の強化などに利用できるという。質問項目はIT教育コンサルタントの芦屋広太氏の監修を受けたもので、情報保護意識やパソコン管理力、電子メール利用力やウイルス対策、コンプライアンスなど9分野にわたっている。

 同社はこのサービスにより、セキュリティ教育を行き渡らせることが困難な学生や入社前の内定者の情報保護意識やスキルを可視化し、その後の指導などに活用できるとしている。料金は1人当たり3990円からで、法人での利用向けにボリュームディスカウントも用意する。

 ネクストエデュケーションシンクは引き続き、ASP型の診断サービスのラインナップを充実させていく計画だ。銀行向けに「キャッシュ・クレジットカード被害防止診断」(仮称)を提供するほか、「フィッシング被害防止診断」(仮称)や「インターネットオークション詐欺被害防止診断」(仮称)などが予定されている。

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