妹島和世の手による原宿本店を始め、吉岡徳仁、隈研吾、そして安藤忠雄という日本を代表するインテリアデザイナーや建築家とコラボレーションし、空間とともにデザイナーズファニチャーを楽しめるショップづくりを行ってきたhhstyle.com。その商品の選定眼にもファンが多く、次々とショップが入れ替わる原宿において、オープンから7年、長く愛されている。デザインコンシャスな家具の数々は、あなたを魅了することだろう。 |
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棚の中にはお気に入りのグラスとお酒。でもキッチンのような印象を与えず落ち着きのある空間を形作るのは、Haller System Unit の家具だ。棚からデスク、ワゴンなど、フレームやパネル、パーツを替えることで自分好みの家具を創造できる。ショップではCGでシミュレーションして、見積もりもしてくれる。
1.Halle Style Unit(黒) 47万8821円
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この書斎コーディネートでは、白と黒を使っているが、割合的にいうと白がメインで黒はスパイスとなっている。しかし、一言に白といっても、ガラスの白もあれば、大理石の白もある。共通しているのは、どれもただの白ではなく、どこかとろけそうな危うさを持っているところ。逆に黒はHallerの棚を除いては、マットな質感が多い。この微妙なバランス。まずはテーマカラーを決めてみよう。
3.Halle Style Unit(白)32万5249円 |
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これだけ素晴らしいデザインに囲まれていると、あれもこれもと目移りしてしまうかもしれない。そこをぐっとこらえて、自分が一番好きなものは何なのか考えてみよう。大きく貼ったポスター? HeadLineの椅子? 何が主役なのかがはっきりすると、脇役も必要となってくる。主役をより輝かせるには、脇役のアンサンブルが重要だ。デスクの上のチームは、同じシリーズや同じデザイナーで揃えてみる。それは決して逃げではない。Norman Fosterは香港上海銀行本店ビルやドイツ国会議事堂を設計した建築家だ。彼の作るデザインは実用的で無駄がない。脇役でありながらも、主役にもなれる。そんなアイテムを揃えるのも一興だ。
7.PLAT‐plate 0 Black 2万8350円
HELITシリーズ Design: Norman Foster
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カシオの電波時計の最新技術を投入し、新規プロジェクトとして作られたのがこのPLAT-plate 0だ。電波時計では当たり前の点滅も排除し、静かな時間を刻むアートのような仕上がりになっている。表にはブランドロゴさえも配されず、時計の機能を持ちながらも、時計として主張しないというアプローチで作られている。背部パネル部に格納されたスタンドピンで置いて使うもよし、壁にまさにアートのように貼ってもいい。 |
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Herbert H. Shultesによるデザインのデスクランプ。折りたたむとまるで鶴のようにスリムになり、広げると幅のあるデスクを遠くまで照らすことができる。部屋のコーディネートの写真のなかでもそのスリムなボディーは強く主張してくることはないが、確かな存在感を放っている。 |
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