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自宅で星空を満喫する贅沢さ

 ネオンによって星が見えにくくなり、悲しいことに本来の星の明るさを楽しむことは都会では相当難しい。最近ではリラクゼーションツールのひとつとしても、自宅の天井や壁一面で星空を再現できる家庭用プラネタリウムの人気が高まってきているようだ。セガトイズの「ホームスター」に至っては、2005年に発売されてから累計販売台数10万台を超えるほどの大ヒットとなっている。
 数々のプラネタリウムを手がけるプラネタリウムクリエーター大平貴之氏を共同開発者に迎えでき上がったこの製品は、世界初の光学式家庭用プラネタリウム。一般的に人間の肉眼で見ることができると言われる数千個の星数を超えた、約1万もの星を投影することが可能だ。
 そして同社はわずか1年後にその上位機種である「ホームスターPRO」を発表。12月7日にいよいよ発売となる。発売前にひと足お先にその世界を体感することができた。その世界は溜息が出るほど美しかった。

家庭用プラネタリウム ホームスターPRO
宇宙旅行概念図

 投影機能、操作方法は、ホームスターと変わらない。専用恒星原板は差替え可能なカートリッジ式である。本体を傾けることで0度から90度までの投影角度の調整が可能。ピントを調整すれば準備はほぼ完了だ。
 ランダムなタイミングで星が流れる流星機能や、約12分間で全天が一周する日周運動機能も搭載されている。リラクゼーションアイテムとしての活用するのであれば、15・30・60分で自動電源オフとなるタイマー機能もオススメしたい。
 さて本題のホームスターPROだが、ホームスターに比べ投影レンズと光源の性能が向上している。投影レンズは4枚から6枚に増やし、LEDも1Wから3Wにグレードアップした。これにより周辺画像のボケや歪み、暗さの大幅な改善が実現。約1万個の星数そのままだが、原板はモノクロから4等星以上の星に色を施したカラー版へと変更しており、より鮮やかな星が楽しめるようになっている。
 同製品には、星空の動きに対応した解説CD「星空バスガイド」も付属されている。これで本格的なプラネタリウム施設に出かけた気分が味わえる。

ホームスターPRO <メタリックブラック/メタリックシルバー> 発売:2006年12月7日 希望小売価格:2万9925円

「ホームスター」シリーズ機能比較01 「ホームスター」シリーズ機能比較02
「ホームスター」シリーズ機能比較03 「ホームスター」シリーズ機能比較04

投影イメージ01 投影イメージ02
投影イメージ03 投影イメージ04
投影イメージ05 投影イメージ06
 ※高感度カメラで撮影したため、星の色が青く見えますが、実際は5等星以下の小さい星の色は白です

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セガトイズ お客様相談室 0570-057-080

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取材・文/+D Style編集部

撮影/香野 寛