富士重工業は5月20日、5代目の新型「レガシィ」を発売した。新開発したCVT(Continuously Variable Transmission、無断変速機)を採用し走行性能を高めたほか、室内空間を拡大することで「すべての席で十分なゆとりを感じられる室内空間を実現した」(富士重工業)としている。価格は220万5000円〜370万1250円で、月間3000台の販売を目指す。
今回フルモデルチェンジしたのは「ツーリングワゴン」「B4」「アウトバック」の全タイプ。従来どおり同社特有の水平対向エンジンを搭載しており、排気量を2000ccから2500ccに引き上げながら走行性能を向上させ、4代目並みの燃費(国土交通省基準の燃費は1リットル=10〜14キロ)を維持している。
新開発のCVT「リニアトロニック」は強度のあるチェーンを採用することで、伝達効率を向上。「車速とエンジン回転上昇に一体感をもたせることで、一般的なCVTにある違和感を払拭させた」(同)
レガシィは1989年の初代誕生以来、世界累計生産台数360万台を達成している。
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