世界限定1000台のポルシェ「カイエンGTS デザイン エディション3」登場：＋D Style News

[ITmedia]

　ポルシェ ジャパンは、SUV「カイエン」の特別仕様車「カイエンGTS デザイン エディション3」の受注を4月1日より開始する。世界限定1000台で、1291万円。

　オーストリアのツェル・アム・ゼーを拠点に、さまざまなプロダクトデザインを手掛けるポルシェ デザインスタジオが開発に協力した。エクステリアカラーにはラバグレーメタリックを採用し、ボディサイドとエンジンフードにはストライプを施すことで、スポーティーに仕上げた。またホイールもボディと同色になっている。標準装備のバイキセノンヘッドライトや、Bピラー後方のプライバシーガラスなどで高級感を演出し、無償オプションとして固定式大型ルーフスポイラーも用意された。

　インテリアはブラックを基調とし、メーターパネルやドアシルにはレッドステッチのアクセントが加えられている。フロントシートにはメモリー機能付きの電動スポーツシートが採用され、ヘッドレスト部にポルシェのエンブレムがエンボス加工された。アルカンターラ素材をシートのセンター部分やドアライニングなど各所に使うことで上質な空間を表現しながら、カーボントリムのバーでモータースポーツの雰囲気も演出された。オーディオ装備としては、14個のスピーカーと410Wの出力を誇るBOSEサラウンドサウンドシステムを備える。

　最高出力405馬力の4.8リッターV8エンジンを搭載し、トランスミッションは6速ティプトロニックS。高い走行性能に加え、標準装備のスポーツエグゾーストシステムを使用すれば、エンジンが発する“ポルシェならではのサウンド”を味わえる。

　そのほかアクセサリーとして、ポルシェ デザインが今回のモデルのために開発した自動巻きのクロノグラフ「P'6612」や、ラゲッジケースの4点セットが付属する。