フランス・ボジョレー地方でその年に収穫されたガメ種、あるいはシャルドネ種のブドウのみを醸造して作られる新酒で、毎年11月の第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」。その楽しみ方を多くの人に伝える使命を担った初代「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー親善大使」にタレントのベッキーさんが任命され、東京・南青山のレストラン「リビエラ青山」で9月18日、就任式が行われた。
ベッキーさんは、実際にボジョレー地方に行き“ボジョレーの帝王”と呼ばれる名醸造家ジョルジュ・デュブッフ氏とともにブドウの生育状況などを見てきたという。今年のブドウを味見したとのことで「ワイン用のブドウというから、食べられないのかと思ったら、お中元で贈りたいくらいおいしいブドウでした! 甘いし、皮まで食べられる」。「素材がおいしいので期待して下さい」(ベッキーさん)と自信を持ってPRした。
また、ボジョレー・ヌーヴォーを盛り上げるイベントとして、11月20〜22日に会場となったリビエラ青山で旬の食材と“ボジョレー”を楽しむイベント「ノヴェンバー・フェスト2008」が開催される。
会場には、リビエラ青山とコラボレーションを行い、同イベントをプロデュースした世界的フードクリエイターの狐野扶実子さんも登場。滅多に日本で食べられない狐野さんの料理だが、今回はボジョレーをイメージした就任記念料理も振る舞われた。
今年は、天候もよく実の引き締まった質のいいブドウがたくさん収穫されているとのこと。今年のボジョレー・ヌーヴォーの味を思い描きつつ、あと2カ月辛抱しよう。
※記事初出時、本文中のレストラン「リビエラ青山」の店名を誤って掲載しておりました。ご迷惑をおかけした皆様にお詫びするとともに、謹んで訂正させていただきます。
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