「種まで食べられるほど美味しい!」ボジョレー親善大使にベッキー+D Style News

» 2008年09月18日 15時40分 公開
[ITmedia]

 フランス・ボジョレー地方でその年に収穫されたガメ種、あるいはシャルドネ種のブドウのみを醸造して作られる新酒で、毎年11月の第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」。その楽しみ方を多くの人に伝える使命を担った初代「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー親善大使」にタレントのベッキーさんが任命され、東京・南青山のレストラン「リビエラ青山」で9月18日、就任式が行われた。

photo ラベルと同じ色の盾を受け取り嬉しそうなベッキーさん

photo ボジョレーから持ってきたブドウをつまむ

 ベッキーさんは、実際にボジョレー地方に行き“ボジョレーの帝王”と呼ばれる名醸造家ジョルジュ・デュブッフ氏とともにブドウの生育状況などを見てきたという。今年のブドウを味見したとのことで「ワイン用のブドウというから、食べられないのかと思ったら、お中元で贈りたいくらいおいしいブドウでした! 甘いし、皮まで食べられる」。「素材がおいしいので期待して下さい」(ベッキーさん)と自信を持ってPRした。


photo ベッキーさん(右)は狐野さん(左)プロデュースの料理を「めちゃくちゃおいしい!」とぺろりと平らげた。

 また、ボジョレー・ヌーヴォーを盛り上げるイベントとして、11月20〜22日に会場となったリビエラ青山で旬の食材と“ボジョレー”を楽しむイベント「ノヴェンバー・フェスト2008」が開催される。

 会場には、リビエラ青山とコラボレーションを行い、同イベントをプロデュースした世界的フードクリエイターの狐野扶実子さんも登場。滅多に日本で食べられない狐野さんの料理だが、今回はボジョレーをイメージした就任記念料理も振る舞われた。


photophoto 狐野さんがプロデュースした料理。今年のボジョレーのラベルのイメージ“四季の変遷”をテーマに、春は苦み、夏は酸味、秋は辛み、冬は脂身という日本の伝統味覚を再現したソースがポイント(左)。酸味をベースに、苦みと甘みが楽しめ、最後にまろやかさが舌を包む。右はリビエラのグランシェフ鈴木康司さん提案の就任記念料理。皮をむかれたフルーツトマトと塩みの強いモッツァレラチーズの組み合わせが、まろやかながらに爽やかで心地いい

 今年は、天候もよく実の引き締まった質のいいブドウがたくさん収穫されているとのこと。今年のボジョレー・ヌーヴォーの味を思い描きつつ、あと2カ月辛抱しよう。

※記事初出時、本文中のレストラン「リビエラ青山」の店名を誤って掲載しておりました。ご迷惑をおかけした皆様にお詫びするとともに、謹んで訂正させていただきます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.