8月1日より公開される映画「インクレディブル・ハルク」の“スペシャル・ジャパン・プレミア”が、7月29日に東京都内の映画館で開催された。舞台挨拶では主演のエドワード・ノートンさん、ヒロイン役を演じたリブ・タイラーさんが登場し、ファンに向けて作品の魅力を語った。
舞台挨拶中、来日した2人に質問を投げかけたのは映画評論家のおすぎさん。今回の作品は、緑の怪物“ハルク”が活躍するアクション性の高いものだが、「エキサイティングなシーンもあるけど、本当はラブストーリー」と評した。
18年前に大阪で4カ月ほど暮らしていたというエドワードさんは、「私の大阪の友達、おおきに、まいど!」「みなさま、こんばんは」と見事な日本語を披露し、会場の拍手を誘った。エドワードさんは本作で脚本制作にも参加しており、リブさんと共演したことについて質問されると「リブが出演することは分かっていたので、脚本を書いているときに、“雨の中で走ってキスをする”という構想がはっきり浮かんできたよ。せっかくリブと共演できるんだから、この機会を逃すものかという思いだった」とコメント。
また、CGで表現されたハルクの印象について聞かれると、「撮影に入る前のテストで、人の腕を見せられたんだ。後からそれがCGだったと聞かされたんだけど、その時は本物の腕に見えた。それで、結果がすばらしいものになると思ったよ。みんなも、まったく同じ気持ちになるんじゃないかな」と、CGの完成度に自信を見せた。
エドワードさん演じる主人公ブルースは、心拍数が200を超えると巨大なハルクに変身してしまうという人物。その恋人を演じるリブさんは、“男は顔よりも心だと思うか? 変身してしまっても愛は変わらないと思うか?”という質問に、「ええ。もちろん心は大切。それに、ブルースのきれいな心がハルクにも反映されていると思うわ」と答えた。
また、変身前のブルースと変身したハルクのどちらが好きかという問いに、リブさんは「何をしているかにもよるんだけど……」と困りながらも、「ハルクを最初に見たとき、CGだと分かってはいるのだけど、とても表情が豊かで魅力的だと思ったわ。ブルースは……ブルースもいい人よ(笑)」とコメント。会場の笑いを誘った。
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