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心も体も“非日常”にシフト！　今夏オススメ“サマバケウォッチ”：特集　夏の腕時計企画（2/3 ページ）

» 2008年07月07日 10時00分公開

[ITmedia]

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編集部：ビーチで、そして真夏の太陽のもとで白い時計をカッコよく見せるには、引き立て役の小麦色の肌が必要不可欠なわけですね。では我々みたく夏休み前日の夜中まで残業におわれてる不健康な連中にも似合う、白以外のお薦め時計はないですか？

鈴木：そうですね、オールブラックやブラック＆ゴールドも“きて”ますよ。

小川：そう、ダイヤルも針も何から何まで真っ黒で、何時だかよく分からないような時計もありですね。

編集部：それって時計としてOKなんですか？

鈴木：時間は携帯みれば分かるし、おまけにその方が正確ですし（笑）。最近の傾向として視認性を否定したようなアバンギャルドな時計も人気が集まっていたりします。

小川：今年のバーゼルワールドでは、ブラック＆ローズゴールドのステキなモデルがいろんなブランドから出ていて、目に留まりました。

編集部：白の次は黒＆桃金ですか！　見た目がちょっと派手のような気がしますが。

鈴木：確かに朝から会社にはめていく時計じゃないですが、リゾートやクラブシーンみたいな非日常的な空間では、少しくらいはじけた時計をしている人の方が絶対女性にモテますよ。

　夜の帳（とばり）がおり、昼間とはまた異なる表情をのぞかせるナイトリゾート。異国情緒たっぷりのレストラン、地元の客にまじり旅行者たちも着飾って集まるクラブ、そして洒落た会話とカクテルに酔うホテルのBARに繰り出すなら、服装も時計も“夜遊びバージョン”に変更しよう。分厚いゴールドウォッチやPOPなモデルではなく、ここはひとつ、最も旬なオールブラックやブラック＆ゴールドの時計でオシャレに決めたい。暗闇に溶け込むモノトーンのブラックボディは都会的でセクシーな雰囲気。黒シャツ＆黒ジャケットと合わせれば、この上なくエレガントなスタイルが完成する。

左から、タイメックスのブラックコレクション第2弾モデル「T92160」、第1弾「T91930」、「T91940」

　ワールドワイドにモデルを展開するタイメックスと、クラブシーンで人気を誇る音楽配信サイト「ANTENNASOUNDS.COM」とのコラボレーションで誕生した「ブラックコレクション」。その第2弾となる最新モデル（写真左）は、ストリート系カジュアルで人気を誇るブランド「PLAYFORD」（プレイフォード／原宿）のCEO、ユアン・レイ氏がデザインを手がけ、針やインデックス、リュウズ、カレンダー外周部分などのゴールドの配色にこだわった、クールなスタイルに仕上げている。ダイヤルには、「TIMEX」「PLAYFORD」「ANTENNASOUNDS.COM」のトリプルネームのロゴをプリント。リューズを押すだけでダイヤル全体が発光するインディグロナイトライト機能を搭載し、暗い場所での視認性が高く、クラブで活躍するDJにも高く評価されている。

◆Ewan Rey（ユアン・レイ）

プロフィール：
メンズノンノ、スマート、資生堂等のモデルを経て、アパレルデザインの道に進む。2001年に独立し、Playford Ltd.を設立、同時に自身のブランドPLAYFORDを立ち上げ、さまざまな分野でコラボレーションやデザイン提供を行ってきた。2007年からは「levis FLU」のディレクションも兼任し、現在に至る。

　18金ローズゴールドプレートを使用した大型ケース（径47.3ミリ）、シンボルマークのグレカ模様をあしらったブラックセラミック製ベゼル、中央部にグレカ模様が型押しされたレザーストラップ――ヴェルサーチの最新モデルからは圧倒的な存在感が放たれている。デザイン的な側面に加えて、耐水性に優れたネジ込み式リューズの採用による100メートル防水、ケース裏蓋にサファイアガラスを用い、時計内部の精密な機構が見えるシースルーバックと、男心をくすぐる要素が詰まっている。ヴェルサーチならではのセンスが光る、スポーティでエレガントなダイバーズモデルだ。

　2008年のバーゼルワールドで発表された限定モデル。ブランドカラーである“ブラック”の美しさを追及し、艶感が特徴のセラミックスとは正反対に光を吸収するマットセラミックスを、ケースとブレスレット素材に使用した。さらに長短針からインデックスに至るまでブラックルミネバ（蛍光塗料）で仕上げるなど、時計を構成する全てのパーツがブラックで統一されている。存在感のあるXXLサイズ（44.5×35ミリ）も見逃せない。世界限定2000本。