+D Style 時計探訪:ラテンの歴史刻むウォッチブランド「クエルボ・イ・ソブリノス」 (1/2)

男心をくすぐる“時計の世界”にフォーカスした新連載“時計探訪”。今回は、100年以上の歴史を持つ“ラテン”の時計ブランド「クエルボ・イ・ソブリノス」の新作イベントを紹介しつつ、その歴史と魅力をリポートする。

 四国・高松にある「アイアイ イスズ」は、一流時計ブランドのオーナーをはじめ、有名時計師や時計愛好家が頻繁に訪れ、その名を全世界規模で知られているウォッチショップ。今回のコラムでは、5月31日〜6月2日にかけて同ショップで開催された、高級腕時計ブランド「クエルボ・イ・ソブリノス」2008年バーゼル新作発表会「EYE EYE ISUZU PRESENTS HABANA TIME」の模様を紹介しよう。

photophoto エントランスに置かれた“アルファロメオ”

 会場エントランスには、クエルボがスポンサードしているクラシックカーレース「ツール・ド・エスパーニャ」(南ヨーロッパで開催されるクラッシックカーレース)で、同社のMazio Villano社長自らがステアリングを握る1959年製「アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー・ベローチェ」と同タイプのアルファロメオが展示され、イベントに華を添えた。

世界初の古色仕上げで注目を集めた海賊時計が緊急入荷

 クエルボのルーツであるキューバは、カリブ海の中心にある島国。そしてカリブ海とくれば「海賊」だ。2008年のバーゼルで発表された新作「トルピード ピラータ」のピラータとは、スペイン語でパイレーツ(海賊)を意味する。

 カリブの海賊に代表される“自由で大胆不敵”、“冒険家でロマンチック”という愛すべきキャラクターをイメージして作られており、その特徴はスチール、ブロンズ、チタンという質感とカラーが異なる3つの素材を使用したトリニティケースと、使い古した感じを出すために施された古色仕上げにある。

「トルピード ピラータ クロノグラフ」

photo トルピード ピラータ クロノグラフ

 有機的なフォルムと複雑機能が組み合わされたクロノグラフ。12時位置に30分計、3時位置にムーンフェイズ、6時位置に12時間計、そして9時位置にはスモールセコンドを配置。ダイヤル外周の1から31までの日付はポインターデイト針で表示される。ブラスフィニッシュされた、ラグ、リューズ、プッシュボタンは海賊船に積まれた大砲をイメージとさせる古色仕上げが施され、光沢を抑えたブロンズカラーのベゼルと絶妙なマッチングを見せてくれる。

 自動巻きタイプで、ストラップはクロコダイル革。価格は99万7500円(世界限定125本のうち、28本を国内販売予定)。


「トルピード ピラータGMT」

photo トルピード ピラータGMT

 GMT表示は偶数をアンカー(錨)のデザインとし、またダイヤルは羅針盤を思わせる凝りよう。クロノグラフと同様にこちらにも経年変化をイメージさせる古色仕上げが施されている。。自動巻きタイプでストラップはクロコダイル革。価格は68万2500円(世界限定125本のうち、30本を国内販売予定)。


photo 「トルピード ピラータ」限定モデル用に特別に用意された時計ケース。もちろんヒュミドールとしても使用可能。下段引き出しにはオリジナルトランプが顔をのぞかせている

 クエルボの時計は、ゆったりとしたハバナテイストの時を堪能してもらうため、全モデル加湿装置付きのヒュミドール(葉巻収納箱)を時計ケースとして採用するが、ピラータのヒュミドールは海賊船の宝箱仕様。取っ手が付いた箱には、海賊には欠かせない(?)オリジナルトランプも付属する

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