ドライビングで見る深層心理?!+D Style モテるクルマの選び方(1/2 ページ)

» 2008年01月11日 11時56分 公開
[今井優杏,ITmedia]

 新年、明けましておめでとうございます!!

 世間ではそろそろおとそ気分が抜け、お仕事チャンネルにチューニング、というタイミングでしょうか? お正月、というのは来るときは明確でも去り際があやふやで、どうも休みボケしちゃっていけません。

私も遅まきながら仕事初めがこの「モテ車」。フリーランスは世間の波に乗り遅れがち。困ったものです。

 毎年お正月は実家に帰っていますが、実家というものは一通りの団欒を過ぎると何にもすることがない!!

 そこで色んなサイトを見ていましたところ、偶然にたどり着いたは「心理ゲーム」。何の因果かその結果は偶然にも「運転中の態度で見る本当の自分」というものでした。


photo インタフェース、ということで、コクピットの顔を集めてみました。以前フランクフルト特集で書かせていただいたフェラーリF430スクーデリアのコクピット。やっぱり洗練されたレーシーさに美意識ムンムンです。パドルシフト、メーターの黄色がレーシングカーのよう

 皆さん、ご存知?

 世の中には「交通心理学」ってものがあるんです。

 この「交通心理学」は、自動車の開発にも反映されていて、カーナビを含むインタフェースの操作のしやすさや、衝突安全機能の向上にも大きく役立てられています。


photo アウディRS6。レザーとカーボンでシックな中にもゴージャスさが知的に光ります。ステアリングもかまぼこ型で、これまたスポーティ

 ユーザーの底なしの要求からどんどん贅沢化する便利機能を、ユーザーが混乱しないように直感的に使いこなせるようにするのは、インテリアデザインの中でも特に重要視される項目ですが、確かに、いくら便利でも使いにくいって理由から「使わない」「使えない」んじゃ、意味がないですものね。

 おかげで最新のクルマは、このインタフェースの使い方が飛躍的に良くなっています。


photo Cクラスではないですが、メルセデスのCL550。輸入車でこういった日本語の表記で操作を指示してくれると、ユーザーの混乱を未然に防げます。こういった気遣いがメルセデス。世界のベンチマークのひとつであり続ける所以です

 輸入車の中で最も精力的にこのインタフェースの使用感にこだわっているのはメルセデスだと思います。一例を挙げれば、インポートカーオブザイヤーを受賞したCクラス。

 輸入車でよくありがちな「ワイパーとウインカーのレバーを間違えて、右折・左折の際にワイパーを動かしてしまう」という恥ずかしい(かつちょっとイヤミに見えてしまう)間違いを防止すべく、ステアリング横の長いレバーはウインカーのみになっています。

 よって、間違いようがない!

 これ、便利ですよね。

 間違いようがないですから、ウインカーが出ずにワイパー誤作動してる間に後続車両に追突されてしまう、なんて事故も防げます。

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