+D Style News:“新しい価値観”を提案するエコプロダクトたち (1/2)

東京ビッグサイトで開幕した「エコプロダクツ2007」では、手動充電のカメラから、蛍光灯の見事なリユースまで、人の“価値観”を刺激するさまざまなエコプロダクトを見ることができる。

 東京ビッグサイトで12月13日、環境をテーマにした国内最大級の展示会「エコプロダクツ2007」が開幕した。15日まで開催する。今年で9回目となる同イベントでは、過去最大規模の632社・団体が出展した。

虫眼鏡型のエコ・デジカメ

 ソニーブースには、8月に特集で紹介した“サステナブル”プロダクト「odo(オド)」が展示されていた(特集:ソニー流・新「モノの価値観」)。子供がエコに楽しめる、キネティックエンジン(手動発電)を採用したデジタル機器の試作品であるが、今回の展示ではこれまでのデザインモックだけでなく、実際に動くモデル「Twirl N' Take」が加わっている。

photo “虫眼鏡”の形をしたデジタルスチルカメラ「Twirl N' Take」。グリップ上部にあるシャッターボタンの上に、レンズがついている

 Twirl N' Takeは、すでに発表しているデジタルスチルカメラのモック「SPIN N' SNAP」の発想をベースに製作した、“虫眼鏡”フォルムのデジタルカメラ。虫眼鏡のレンズフレームにあたる部分には手動発電用のローラーがついていて、これをコロコロと転がすことでカメラの充電ができる。撮影は、虫眼鏡をのぞくようにカメラの“穴”でフレームを合わせ、グリップ部のシャッターボタンを押すだけ。“転がす”や“のぞく”といった子供が興味を持ちやすい要素を上手くデザインに取り入れていて、実際に子供たちを対象にしたワークショップでも好評だったという。

photophotophoto Twirl N' TakeのベースとなったSPIN N' SNAP(左)。2つの穴に指をいれ、“糸巻き”のように回転させて発電する発想だったが、発電力がいまひとつということでTwirl N' Takeでは“転がす”タイプが採用された。実際に転がすと、適度な抵抗がある(中央)。撮影が終わったら、専用のポットに接続し、パソコンに画像を転送する(右)

地球を眺めて、時刻を確認

 「Think the Earthプロジェクト」のブースには、12月10日に発売したばかりの“地球型”の腕時計「wn-2」が並んでいた。同プロジェクトは、製品やサービスとのコラボレーションを通して“地球を考える”というメッセージを発信している。今回のwn-2は、2001年にセイコーインスツルとのコラボレーションにより生まれた初代モデル「wn-1」をリニューアルしたものだ。価格は5万4600円。

photophotophoto “地球時計”「wn-2」(左)。初代モデルにはなかったシルバータイプ(中央)が加わった。また、取り替え可能なベゼル2点を同梱する。バンドは布製から革製に変更され、よりフォーマルな印象になった。また、付属のパネルに取り付けて、デスククロックとしても使用できる(右)

 ケース中央には文字盤のかわりに地球儀が埋め込まれており、実際の地球と同じように24時間かけてゆっくりと1周する。ベゼルには、24時間分のインデックスが刻まれていて、地球儀と連動して動く時針(白い目盛り)で時刻を確認できる。また、地球儀の動きとは別に、60分で1周する分針もついている。「宇宙から見た地球というテーマで作った時計です。秒針はありませんが、時間に追われる現代社会のなか、おおらかな気持ちで地球を眺め、時間を見ていただけたらと思います」(担当者)

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