「幸せのレシピ」キャサリン・ゼタ=ジョーンズ来日会見+D Style News

» 2007年09月20日 14時11分 公開
[本山由樹子,ITmedia]

 キャサリン・ゼタ=ジョーンズが主演映画「幸せのレシピ」のPRのため来日し、9月19日、都内のホテルで記者会見を行った。

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©2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda.
©2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories.

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 本作はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」(2001)をハリウッドリメイクしたもの。ニューヨークの人気レストラン“22ブリーカー”で料理長を務めるケイトは、仕事にも人生にも完ペキ主義者。そんな彼女が、母親を失った9歳の姪ゾーイを引き取り、新しく雇われた副料理長ニックと出会ったことで、仕事一筋のこれまでとは全く新たな人生を歩み出していくという心温まるストーリーだ。


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 「今までのどの役柄とも違う」と語るキャサリンだが、ケイトには共感する部分も多いという。「私も結婚する前は、ケイトのような仕事人間だったの。アフリカで撮影があると言われれば、すぐに飛んで行ったわ。でも、大切な家族ができてから、彼女と同じように人との壁を取り払うことができたの」。

 撮影に入る前に料理の猛特訓をしたというキャサリンは、この作品に出演したおかけで料理に興味を持ち、プライベートでも手料理を振る舞うようになったとか。「ケイトほどではないけど、自信をもって料理をするようになったわ。夫(俳優のマイケル・ダグラス)には『7年かかって、やっと君は料理ができるようになったね』と言われたの(笑)」。


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 舞台となる“22ブリーカー”は架空のレストラン。だが、あまりにもリアルなセットのため、「観光客が本物のレストランと勘違いして入ってきたの。撮影が中断されて、私は本物のシェフではありません、と彼らに説明したのよ」と撮影中のハプニングも明かしてくれた。


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 会場には、9月25日で誕生日を迎えるキャサリンのためにバースデーケーキが用意された。38歳とは思えないその美貌の秘訣を聞かれると、「人間は、幸せだとそれが自信につながって、外見にも表れると思うの。愛する夫と2人のかわいい子供たちのことを考えるだけで、幸せな気分になれるのよ。それが私の“幸せのレシピ”かしら。あと私には腕のいいメークアップアーティストがいるから。これは本当よ(笑)」とニッコリ。

 この日、黒いブラウスにヒョウ柄のタイトスカートという装いで登場したキャサリンは、とにかくゴージャスで、まさに歩くフェロモン女優。とはいえ、本人はいたって気さくで、その笑顔と人柄に誰もが魅了された。

 本作は9月29日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開される。

©2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda.
©2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories.

筆者プロフィール

本山由樹子

ビデオ業界誌の編集を経て、現在はフリーランスのエディター&ライターとして、のんべんだらりと奮闘中。アクションからラブコメ、ホラーにゲテモノまで、好き嫌いは特にナシ。映画・DVDベッタリの毎日なので、運動不足が悩みの種。と言いつつ、お酒も甘いものも止められない……。


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