ポルシェジャパンが、ポルシェのSUV「カイエン」シリーズに追加される新モデル「カイエンGTS」を9月18日より販売すると発表した。価格は、6速ティプトロニックS仕様が1062万円(ハンドルは右/左)、6速マニュアル仕様が1020万円(ハンドルは左のみ)。
4.8リッターV型8気筒エンジンにはダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)を採用し、燃焼効率を向上。最高出力を405馬力(298kW)と「カイエンS」を20馬力上回る数値にまで高めている。トルクは同様の500Nm。また最終減速比もカイエンSよりローギアに設定し加速スピードを高め、0-100キロ/時加速は6.1秒をマークする(カイエンSは6.6秒)。
車高を24ミリ下げ、専用のシャシーも開発し走行性能を向上させた。また、従来はスポーツカーにのみ搭載してきた電子制御ダンパーシステムのポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)とスチール製スプリングの組み合わせを採用している。ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)によって制御されるフルタイム4WDシステムを標準装備。
インテリアはアルカンターラ素材の採用などにより高級感とスポーティ感を高め、背骨にフィットし腰を守る電動ランパーサポートを搭載した「12-wayスポーツシート」で快適なドライブをサポートする。
ホイールアーチを14ミリ拡大し、カイエンターボよりも大きい295/35 R21タイヤの21インチアルミホイールを装備。より迫力を増した外観となっている。カラーは専用色として“GTSレッド”と“ノルディック・ゴールド・メタリック”の2色を用意した。
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