ベンツ「Cクラス セダン」、エンジン性能高めてフルモデルチェンジ+D Style News

» 2007年06月22日 20時36分 公開
[ITmedia]
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 ダイムラー・クライスラー日本は6月22日、7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツの「Cクラス セダン」シリーズを9月下旬より順次販売すると発表した。「C200 コンプレッサー エレガンス」が450万円、「C200 コンプレッサー アバンギャルド」が460万円、「C250 エレガンス」が558万円、「C250 アバンギャルド」が570万円、「C300 アバンギャルドS」が664万円となる。エレガンスモデルはベンツ伝統のスリーポインテッドスターをボンネット上に、アバンギャルドモデルはフロントグリル中央に配している。

 C200 コンプレッサーシリーズは、前モデルより出力をアップした1.8リッター・スーパーチャージャー付き直列4気筒エンジン(184馬力)を搭載し、電子制御の5速ATを採用、ハンドルは右のみ。C250シリーズでは2.5リッターV6気筒エンジン(204馬力)、C300では3リッターV6気筒エンジン(231馬力)を搭載し、電子制御7速ATを組み合わせる。ハンドルは右/左両方の仕様を用意した。

 前後サスペンションには、走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調節する「セレクティブダンピングシステム」や、車速度に応じてステアリングの操作感を調節する「パラメーターステアリング」を装備した「AGILITY CONTROL」を採用した。

 安全面に関しては、ABSとエンジン出力の統合制御でタイヤのグリップ力を維持し、横滑りを抑える「EPS」や、ドライバーがアクセルを離す速度から急ブレーキを予測し、ブレーキディスクとパッドの間隔を狭め素早いブレーキを可能にする「アクティブブレーキ」などを搭載した。8つのエアーバックや、前面衝突時にシートベルトを巻き上げる「ベルトフォースリミッター付きシートベルトテンショナー」も備えている。

 またHDDナビゲーションシステムや、AV機能、音声認識、携帯のハンズフリーなど、さまざまな機能を搭載した「COMANDシステム」を全車標準装備する。

 さらに今回、特別仕様車として「C200 コンプレッサー エレガンス デビューパッケージ」を限定550台生産する。価格は468万円。ステアリング操作と車速に応じてヘッドライトの向きを変える「アクティブライトシステム」を備えたバイキセノンヘッドライトを装備し、シートには、「レザーARTICO」を採用している。

photo C200 コンプレッサー エレガンス デビューパッケージ

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