機上の快楽を求めて!+D Style 快楽旅団(番外編)

» 2007年05月08日 11時00分 公開
[猪蔵,ITmedia]

 4月も気づけば終わりで5月である。現在展示会の仕事でラスベガスにいるのだが、寒い! 雨が降っている(執筆時4月23日)。

photo 今年も恒例のNAB2007ショウに参加中

 雨がほとんど降らない土地で降る雨は各方面に支障を来たし、展示会場前に貼られた幅100メートルのバナーは、剥がれ落ちてしまいスタッフの苦労がうかがい知れる。まさしく異常気象。

 世界各地を訪ねるも、なにやら変や気候で異常気象や温暖化は、手にとって分かる。これもどうかと思うのだが……。

photo 車で30分でこんなどこかの惑星のような光景に……。さすが砂漠。Valley of Fireなる名所

 さて、おかげさまで16回目を迎えた「快楽旅団」。これもひとえに読者の皆様と健康な自分に感謝である。

 そこで今回は小休止。Vol.01で紹介した快楽の旅路を導くために必要なガジェットを再びピックアップ。今回は、フライト中、快適に過ごせるポイントに細かい身の回り品を紹介しよう。

 飛行機に搭乗することは大好きなのだが、実は長時間過ごすのは苦手だったりする。なんだか矛盾するが、無抵抗に乗り込むと必ず調子を崩されてしまう。飛行機の中は、予想以上に乾燥しているのだ。さらに現在セキュリティーが厳しく水分補給のためのペットボトルを持ち込めないことがほとんどだ。ファーストクラス、ビジネス、エコノミー席を選ばずとも、かなり空気はよろしくない。3時間程度のフライトでも辛い。そこで快適に過ごすために必需品が出てくる。これをクリアすれば何時間でも耐えられるのである。

フライト中必需3点

1) AIRBORNE
 アメリカ産の「AIRBORNE」(訳:空気感染)と言う薬。錠剤を水の中に溶きジュースにして呑む。風邪防止の薬なのだが、汚れた空気から器官系を守ってくれる優れもの。アメリカでは爆発的に売れ行き。実際にこれを飲んでおくと到着後非常に楽。これはぜひ国内でも扱ってほしい。

photo パッケージが良い味出している!
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2)耳栓 or Bose QuietComfort2
 これまた席に関係なく飛行機内は、エンジン音などうるさい事必至。ぐっすり眠る時は耳栓。映画など見ながら過ごす時は、Bose QuietComfort2を愛用。これをつけるとあら不思議、ノイズが消されて静かな場所で映画を見るのと変わらない。現在は一歩進化したQuietComfort3も販売されている。このヘッドフォンをアメリカン航空など数社は、ビジネスクラス以上で採用している。是非試してもらいたい。

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3)リフレッシュもの各種
 口内をリフレッシュするものなど何点か必ず懐に忍ばす。今回持ち込んだのは、リステリンのスプレー(UK)、蜂蜜配合リップクリームBURT'S BEE(US)、コメカミや鼻に塗るとすっとするメンソールポッド(Thai)

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 以上なくしては快適な旅は過ごせない。次回はそんな長時間のフライトを楽しむ場所へ向かおうと思う。

(ロケ地:ラスベガス)


著者紹介

猪蔵(いのぞう)

株式会社ヒマナイヌ 取締役副社長いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野編集者兼古物商。大学在学中より映像編集をはじめる。傍ら、株式会社まんだらけの店頭公開業務に取締役として従事。公開後、株式会社イマジカに移籍し、ソフトウェア開発を行なう。また映像専門誌「DVJ」編集デスクも務める。2003年、株式会社ヒマナイヌを起業。現在は東京麻布十番のカフェ縁縁を経営他、投資会社・株式会社アストリックス・キャピタル・パートナーズの取締役に就任。一瞬香港在住。プランニングを中心に映像に関するライティングや著書、TV番組の構成も手がけるなど多方面に活躍中。「人への思いやり」や「おもてなし」をテーマに頓知の利いた商品を世に送り出そうと奔走中。


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