首都圏の働く若い男性層は通勤中に携帯で情報収集──M1・F1総研調べ

» 2007年03月29日 21時38分 公開
[ITmedia]

 M1・F1総研は3月29日、「M1層のエリア別行動パターン比較調査 〜首都圏M1層は時間を有効活用〜」を発行した。同調査はM1層(20歳から34歳の男性)の1日の行動パターンを首都圏、関西、名古屋エリアで比較・分析したもので、調査の実施期間は2007年3月、サンプル数は1500名。

 同調査によると首都圏のM1層は、関西・名古屋エリアのM1層と比較して、起床後に自宅で「新聞を読む」人が少ない。他方、通勤時間中に携帯サイトを見る割合は、首都圏が21.8%であるのに対し、関西は13.6%、名古屋は9.4%となり、首都圏の働くM1層は、通勤中に携帯電話で情報収集する傾向が強いことが分かった。通勤時間中に新聞を読む割合も首都圏が14.8%で、関西の6.8%、名古屋の9.4%と比較して高い割合となっている。

グラフ 通勤時間中にすること(M1・F1総研調べ)

 なお、携帯サイト利用経験者に、ホームページ閲覧のために携帯電話のインターネットを利用するかどうかをたずねたところ、首都圏が56.9%、関西が53.6%、名古屋が51.3%と大きな差は見られなかった。情報検索のために携帯電話のインターネットを利用する割合については、首都圏が45.9%、関西が35.9%、名古屋が31.8%となり、関西、名古屋よりも、首都圏のM1層の方が携帯電話で情報収集をする割合が高いことがうかがえる。

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