携帯サイトで利用頻度が高いのはブログとSNS──IMJモバイル調べ

» 2007年03月29日 21時32分 公開
[ITmedia]

 IMJモバイルと調査会社ユーティルは3月29日、「携帯コンテンツの利用実態調査」の結果を発表した。同調査は3月20日から同22日まで実施したもので、有効回答数は1201名。

 利用経験のある携帯サイトをたずねたところ、最多は51%の「音楽ダウンロード」サイトで、以下、46%の「経路検索」、42%の「ゲーム」が続いている。「ブログ」と「SNS」はそれぞれ19%、12%で、2割未満にとどまったが、利用頻度についてはSNSが最も高い傾向にあり、ブログがこれに続いた。

 また、携帯サイトのブックマークを「していない」という回答は、10代から40代の男性、10代から30代の女性では3割未満となり、この世代では広く活用されていることが分かった。登録数は「3〜5個」が29%で最多となり、6個以上登録している人の割合は54%。なお登録しているサイトは、「経路検索」が46%で1位。次いで「検索サイト」および「音楽ダウンロード」の41%が並んだ。

 外出中の音楽視聴方法については、「デジタルオーディオ」が27%と最も多かった。「携帯電話」は16%で、「iPod」の20%に次いで第3位となり、CDやMDプレイヤーを上回る結果となっている。携帯への音楽取り込み方法は、「サイトからダウンロード」が62%、「パソコンからの取り込み」が57%で上位を占めている。

 

 なお、電子書籍の興味については、10代女性が53%と最も高く、20代の男女が38%、30代女性が29%と続いた。興味があるジャンルは、「最新コミック」が44%、「昔のコミック」が42%、「小説や文学」が37%となり、コミックに人気が集まる結果となった。

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