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2月24日〜3月2日:

5分で分かる、今週のモバイル事情

イー・モバイルの「EMモバイルブロードバンドサービス」先行申し込み受け付けが開始となった今週。ウィルコムはキーメッセージ「I=PHS」を掲げた新プロモーションの展開を発表した。10月にはマクドナルドに「iD」「トルカ」が導入されることが決定した。
2007年03月02日 23時40分 更新

イー・モバイル、先行申し込み受け付けを開始

 イー・モバイルは3月1日、東京・名古屋・京都・大阪の家電量販店49店舗で、3月31日開始予定の「EMモバイルブロードバンド」サービスの先行申し込み受け付けを開始。これに先立ち、ビックカメラ有楽町店でオープニングイベントを開催した(3月1日の記事参照)。

 イベントには、イー・モバイル 代表取締役社長兼COOの種野晴夫氏と、ビックカメラ 常務取締役 営業本部長の塚本智明氏が登場。種野氏は「(下り最大)3.6Mbpsという高速通信が定額で使えるという、今までなかった新しいサービスなので、大変期待している。今日からスタートするイー・モバイルをどうかかわいがってほしい」と挨拶し、塚本氏は「13年ぶりの携帯新規参入なので、大きく期待をしている。先行申し込みを開始する今日から、新たな気持ちで携帯電話コーナー、携帯電話業界を盛り上げていきたい」と話した。

 予約開始時までにビックカメラ有楽町店には並んだのはわずかに3人だったが、同日15時から開始となったイー・モバイルのオンラインショップでの先行申し込み受け付けにはアクセスが殺到。15時38分以降にはアクセスが困難となり、しばらく待ってからアクセスしてほしいという告知も流れた(3月1日の記事参照)。

ウィルコム、新プロモーション「I=PHS」を展開

 ウィルコムは、「I=PHS」というキーメッセージを掲げた新しいプロモーションを展開する(3月2日の記事参照)。I=PHSは、高音質、低電磁波、定額通話、定額通信といったPHSならではの特徴をアピールしたメッセージ。“I”は私を意味し、「私はPHS」といったイメージを表しているという。

 ウィルコムは全国に16万局以上のマイクロセル基地局ネットワークを持ち、PHSならではのメリットを生かした「定額」かつ「低額」なサービスを提供している。今回のキャンペーンを展開することで、ウィルコムが提供するPHSの優れた特性を、さらに多くの人にアピールするのが狙いだ。

 I=PHSのメッセージを用いたテレビCMの第1弾は、3月2日から全国で放映される予定で、店頭やカタログ、テレビCMなどと連動して積極的に展開していく。

マクドナルドに「iD」「トルカ」が導入

 日本マクドナルドホールディングスとNTTドコモは、おサイフケータイを利用したe-マーケティングを共同推進することで合意(3月2日の記事参照)。2007年10月以降から順次、全国のマクドナルド店舗にドコモのクレジットサービス「iD」や、電子クーポンサービス「トルカ」を導入する。

 また両社で、マクドナルドが新設する会員組織向けのプロモーション活動を企画/運営する新会社を設立することも合わせて発表。新会社は2007年7月に設立予定で、出資比率は日本マクドナルドホールディングスが70%、NTTドコモが30%。払込資本金は3億円となる。

 現時点では7月に新会社を設立、10月よりiDとトルカを使った新サービスを展開、ということのみの発表に留まり、どのようなサービスを展開するのかといった具体的な話はこれからになる。なお現在、携帯用iDアプリが利用できるのはドコモ端末のみのため、実際に「iD+トルカ」でサービスが始まれば、auやソフトバンクのおサイフケータイではiDを利用することはできない。

 これに関してマクドナルドは、「トルカと全く同じではないが、トルカ相当のクーポンを(auやソフトバンクモバイルの)携帯で受け取れるようにはできる。決済(iD)は仕方ないとしても、できるところからやっていくスタンス」と、トルカ相当のクーポンを他キャリア携帯のユーザーにも提供していく考えを示した。

「W41K」「W41SA」に不具合──電池パックが膨らむ恐れ

 京セラ製の「W41K」、三洋電機製の「W41SA」に、充電制御の問題から電池パックが膨らむなどの事象が発生する恐れがあることが明らかになった(3月2日の記事参照)。

 両機種の充電制御方法が、ユーザーの利用を十分考慮したものではなかったために発生するもので、本体機能を操作しながら充電すると、バッテリーの持ちが悪くなったり、電池パックが膨んだりするという。KDDIは電池パックに破裂の恐れはないとしている。

 今後の対応としてKDDIは、3月2日から携帯の無線ネットワークを利用したソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」で改修済みのソフトウェアを配信すると発表。2月25日時点で、W41Kは21万4683台、W41SAは42万1207台を出荷しているが、当該ユーザーには書面で通知していくという。

 このほか、三洋電機製のティーン向け端末「Sweets cute」にも不具合があることが発覚。「かんたん機能設定」からアドレス帳を2件以上連続して登録した場合、2件目以降に登録した相手との通信時に各種の事象が起こるというもので、KDDIは同端末の店頭販売を一時停止。現在稼働中の3165台(2月27日時点)に関しては、「ケータイアップデート」で改善済みソフトウェアを配信するほか、当該ユーザーに書面通知を行う。

ドコモ、有害サイトアクセス制限サービスの取り組み強化

 NTTドコモは、有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)の普及促進に向けた取り組みを強化する(3月1日の記事参照)。

 具体的な取り組みとしてドコモは、大きく4つを挙げている。1つは新規契約者すべてにアクセス制限サービスの利用意向確認を実施すること。新規契約ではこれまで、契約者が未成年の場合にのみ、親権者同意書でアクセス制限サービスの利用意向確認を実施してきたが、今後は契約者が未成年の場合に限らず、新規申し込み受付時にアクセス制限サービスの利用意向確認を行う。

 2つ目はアクセス制限サービスのサービス名称を変更。「キッズiモード」を「キッズ iモードフィルタ」、「キッズiモードプラス」を「iモードフィルタ」に変更し、小学生だけでなく、中学生や高校生などの未成者も利用しやすくする。

 3つ目は子ども向けポータルサイト「キッズiメニュー」の利用対象拡大/デザインの変更。FOMA契約者かつiモードフィルタ/iモードフィルタ+時間制限/時間制限のいずれかのアクセス制限サービス利用者であれば、子どもにとって安心なコンテンツのみを掲載した「キッズiメニュー」を利用できるようにした。

 もう1つは「ドコモあんしんホットライン」の開設。子どもに安心して携帯を利用させるための各種サービスや利用料金などに関する相談受付やコンサルティングを行う無料の専用コールセンターを、4月6日から9月30日までの期間限定で開設する。

[ITmedia]

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