インフォプラントは1月18日、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」において「おサイフケータイ」に関する調査結果を発表した。調査は、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルいずれかの携帯電話を所有する15歳から59歳のインターネットユーザーを対象に、12月19日から21日まで実施したもので、有効回答数は1500人。
同調査によれば、おサイフケータイに対応する携帯電話を所有している人は、ドコモユーザーが4割半ばで最も多く、auユーザーが2割半ば、ソフトバンクユーザーが1割半ばと続いた。このうち、おサイフケータイ機能の利用経験がある割合は、各キャリアともそれぞれ3割強から3割半ばという結果になった。対象者全体に占める割合は、ドコモが2割弱、auが1割弱、ソフトバンクモバイルが5%だった。
利用経験のあるサービスを聞いたところ、最も多かったのは3キャリアともに「Edy」で、「会員証、ポイントカード」がそれに続いた。
おサイフケータイ機能の満足度を聞いたところ、「満足」「やや満足」をあわせた割合が最も多かったのは「チャージ方法」と「決済方式(前払い/後払い)」で、第2位に「FeliCaの容量」という結果になった。
一方、「やや不満」「不満」という回答が多かったのは、「利用可能な店舗や施設の種類、数」、さらに「チャージ方法」、「プリインストールされているアプリケーションの種類、数」となった。
おサイフケータイ機能を使ったことのない人に、理由を複数回答形式で聞いたところ、ドコモユーザーのほぼ5割が「現金で支払いをするほうが早いから」と回答。auユーザーでは5割弱が「携帯電話で支払いをする必要性やメリットを感じないから」、ソフトバンクモバイルユーザーでは4割弱が「携帯電話を紛失したり盗まれたりしたときの対応に不安があるから」と回答している。
今後、おサイフケータイでどのような機能を使いたいかとの問いに対しては、ドコモとauのユーザーでは「会員証、ポイントカード」がトップ。「前払い方式(Edy、Suicaなどプリペイド)での支払い」「電車の切符、定期券など乗車券」が続く結果となった。
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