写真で解説する「iPhone」Macworld Conference & Expo2007

» 2007年01月10日 08時21分 公開
[ITmedia]
Photo Appleブースに展示されているiPhone

 以前からうわさが絶えなかった米Appleの「iPhone」がついに現実のものとなった。Macworld Expo会場では、スティーブ・ジョブズ Apple CEOの基調講演が終わった直後から、中央にあるひときわ大きなAppleブースでiPhoneの展示が始まっている。

 iPhoneは発売が6月ということもあって(1月10日の記事参照)、まだ一般のユーザーが手にとって自由に触れるような展示は行っていない。Appleブースの端に1台ずつ、計2台のiPhoneがショウケースの中に展示されている。

 さすがに今回のMacworldの目玉展示だけに、iPhoneの周囲には幾重にも人垣ができており、近づくことすらままならない状況だったが、人波をかき分けて、回転しているiPhoneの外観を撮影してきた。

 主な機能や画面の画像は、すでにAppleのWebサイトでも公開されており、そちらの方がイメージはつかみやすいかもしれないが、端末背面のリンゴマークなど、基調講演では分かりにくかった部分も確認できた。

PhotoPhotoPhoto 左側面に上下キーがあるほかは、目立ったボタンやキーが一切ないというユニークな形状。キーロックも含め、すべてディスプレイ上のタッチパネルで操作する
Photo 背面は白と黒のツートーンになっているようだ。中央にはリンゴマークが入る
PhotoPhotoPhoto iPhoneは“The ultimate digital device”だとジョブズ氏は話した。ビデオiPodと同等の機能に加え、ジャケットを見ながらアルバムを表示するCover Flowや、iPhoneを横向きにすると表示を自動的に横位置に変更する機能も搭載している。株価や天気を表示するウィジェットも用意される
PhotoPhoto iPhoneには8Gバイト版と4Gバイト版の2モデルがある。いずれもCingular Wirelessとの2年契約が必須で、8Gバイト版は599ドル(約7万円)、4Gバイト版は499ドル(約6万円)となっている
PhotoPhotoPhoto 米国でのiPhoneの発売は2007年6月から。欧州では2007年第4四半期、アジアでは2008年の投入を予定しているが、GSM/EDGE対応なので日本では携帯電話としては利用できない
Photo ジョブズ氏の基調講演が終わった直後、会場にはプレスに混じってソフトバンク社長の孫正義氏の姿も。ソフトバンクモバイル向けの端末として、3G版のiPhoneの開発を依頼していたりするのだろうか?

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