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富士通総研、携帯電話の利用実態を調査したリポートを発表

携帯電話の利用実態を調査し、機能やサービスに対するニーズを分析したリポート「携帯電話の利用実態とニーズ分析2006-先送りされたシェア変動と携帯電話コモディティ化の影響-」が発表された。
2006年11月29日 22時33分 更新

 富士通総研は、携帯電話の利用実態を調査し、機能やサービスに対するニーズを分析したリポート「携帯電話の利用実態とニーズ分析2006-先送りされたシェア変動と携帯電話コモディティ化の影響-」を発表した。

 調査は9月1日から9月4日まで、15歳から59歳までの携帯電話ユーザーで、かつPCによるインターネット利用者を対象に、電子メールでの告知によるWebアンケート形式で行われた。有効回答数は1600件。

 同調査によれば、携帯電話を現在所有しているものに買い替えた理由は、「バッテリーの持ちが悪くなった」のみが、前回の結果である20.0%から28.9%に増加。「機能・性能の見劣り」や「使いたい機能・サービス」「魅力的なデザイン」といった端末寿命以外の理由を選ぶ割合は減少していた。

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 富士通総研では、前回の調査から今回の調査までの期間に、買い替えたくなるような新機能やサービス、デザインなどを備えた携帯電話があまり登場しなかったか、消費者にとって携帯電話が、手持ち端末の寿命とかかわりなく買い替えるようなアイテムではなくなってきたことが原因だろうと推測している。

 なお、使用機種のタイプにより利用者を分類すると、「高価格フル機能搭載のハイエンド型」が13.4%、「特定機能に力を入れた専門特化型」が9.8%、「個性的なデザインのデザイン追求型」が7.0%、「機能がそこそこ付いたバランス型」が61.8%、「機能を絞ったシンプル型」が8.1%となった。携帯電話にさほどのこだわりがなく、日用品とみなしている層と、通話、メール程度ができれば良いとする層が、合わせて全体の約7割を占めていることになる。

 次に携帯電話を買い替える際に欲しい機能について、「必ず欲しい」と「価格がそれほど高くなければ欲しい」とされたのは、カメラ、外部メモリー、赤外線通信、バーコード読取りなど、すでに多くの機種に搭載され、かつ搭載機種所有者の使用率が高い機能だった。

 また、GPSは「必ず欲しい」が10.3%あったものの、「価格がそれほど高くなければ」という回答が36.2%と高く、価格がネックになっていることが分かった。フルブラウザ、着うたフル、ワンセグ、PC用ドキュメント閲覧の次回希望率は、比較的新しい機能としては高かったという。

 なお富士通総研のWebサイトでは、ダイジェスト版がPDFファイルで公開されている。

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