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秋冬モデルの発売でauが躍進、ツーカーは200万割れ──9月契約数

電気通信事業者協会(TCA)から、9月末時点の携帯電話とPHSの契約数が発表された。秋冬モデルが発売されたauは31万増と8月末から大きく純増数を伸ばしている。
2006年10月06日 16時38分 更新

 電気通信事業者協会(TCA)が10月6日に発表した、9月末日での携帯電話契約数は累計で9381万2400。8月末の契約数から31万500の増加となった。

Graph 各キャリアの純増数の推移
グループ名 2006年9月純増数 累計
NTTドコモ 12万6300 5210万2900
au(KDDI) 31万2500 2448万6300
ツーカー −15万1700 191万6200
ソフトバンク 2万3400 1530万7000
累計 31万500 9381万2400

 新端末が少なく、やや増加のペースが鈍った8月から一転、各社の純増数は6月、7月並みに戻った。特に秋冬モデルの新端末を続々と投入したauが、純増数を31万2500と大きく伸ばしている。ちなみにauの8月の純増数は25万4400だったので、6万弱上積みしたことになる。逆にツーカーは、auの新端末が登場したこともあってか純減のペースがやや上がり、累計契約者数は200万を割って191万6200になった。

グループ名 単月シェア 累計シェア
NTTドコモ 40.7% 55.5%
au(KDDI) 100.6% 26.1%
ツーカー −48.9% 2.0%
ボーダフォン 7.5% 16.3%

 ドコモは9月中に「FOMAらくらくホンIII」「D702iF」「M2501 HIGH-SPEED」などを投入しているが、主力端末を多数投入したauにはかなわなかったようで、純増数は12万6300にとどまった。ソフトバンク(ボーダフォン)は人気の薄型端末「705SH」に2Gバイト版の「iPod nano」をセットにした「スーパーボーナス+iPod nano」が人気を集めたほか、705SH自体も依然高い人気を誇り、純増数を2万3400まで戻している。

Graph 各キャリアの単月シェアの推移

ソフトバンクの3G率がようやく3割に迫る

グループ名 2006年9月純増数(3G) 累計(3G) 3G率
ドコモ 83万6700 2909万8300 55.8%
au(KDDI) 33万4500 2376万6900 97.1%
ソフトバンク 22万7400 456万2400 29.8%

 各キャリアとも3Gへの移行は順調に進んでいる。ドコモのFOMA契約は8月とほぼ同じ83万6700増で、累計は2909万8300と2900万の大台を突破した。3G率は55.8%。同社は2007年3月までに、全契約数の約3分の2(66.2%)をFOMAにするという目標を立てており、積極的に移行を促していく方針だ。

 auの3G率はさらに増加して97.1%になった。33万4500の純増となっており、2G端末を使っているユーザーは71万9400まで減っている。ソフトバンクは3Gの純増が22万7400、2Gの純減が20万4000となっており、純増と純減がほぼ拮抗している状態だ。トータルでの純増数が少ないのはこのあたりに起因しており、既存のユーザーは毎月20万〜30万ずつ3Gに移行しているようだ。

auの着うたフル対応機種がまもなく1000万台へ

 各種機能やサービスの対応状況は以下の通り。auのBREWアプリ対応機種が2000万を超えたほか、着うたフル対応端末も急激に増えており、来月にも1000万を超えそうな勢いだ。ソフトバンクではカメラ、アプリ、Web対応機種が若干ながら減っている。

グループ名 カメラ ムービー アプリ GPS 着うた Web
NTTドコモ 調査中 非公開 調査中 非公開 非公開 4718万6500
au(KDDI) 2272万 2245万 2015万(BREW) 2062万 2249万(うち着うたフル992万) 2150万8600
ソフトバンク 1328万1700 949万4800 1184万9600 非公開 非公開 1290万2700
※「ムービー」は撮影した動画をメールで送信できる端末を指す。「Web」はボーダフォン2Gは対応機種台数、ドコモとau、ボーダフォン3Gは契約数。ドコモのカメラ付き端末の台数は、ドコモが発表したカメラ付きPDC端末の契約数とFOMAの契約数を合わせた数を表記

ウィルコムが7万弱の増加

グループ名 2006年9月純増 累計
ウィルコム 6万9700 421万7700
NTTドコモ −2万4100 60万5700
アステルグループ 0 1万4000
累計 4万5600 487万9500

 PHS全体での契約数は4万5600の純増。累計は487万9500に上昇し、500万契約も見えてきた。ウィルコムは依然好調で、9月の純増数は6万9700で、8月の小休止を経て再び大きな伸びを見せている。

 ドコモは2万4100の純減で累計契約数は60万5700にまで減少。同社では携帯電話への乗り換え策などを実施しており、ゆっくりと利用者が減っている。アステルグループは、東北インテリジェント通信の1万4000のみとなっており、変動はなかった。

[園部修,ITmedia]

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